回り道の果てに。

チラシの裏的blog。

Cebu Summit 120314

2012-03-24 18:38:37 | Weblog
Langrich新オフィスで開催されたCebu Summitより。
http://www.ustream.tv/recorded/21096405


■占部さん

日本人で「英語なんかできなくてもいい」とか「先に日本語勉強しろ」とか言う人がいるが、ハッキリ言って世間知らずであると思う。


■大石さん

英語は英米人とというより寧ろ、アジアの人々とコミュニケーションを取るためのツールとなってきている。


■やんやんさん

語学は、アウトプットがとても大事。Skype英会話もよいが、留学は四六時中英語を話せるのでよい。


■もりぞおさん

英語ができれば、欧州はもちろん、アジアの全ての国で仕事を探すことができる。費用対効果が高い自己投資だ。


■太田さん

英語に対するコンプレックスが克服できるのがフィリピン留学のメリット。


■phaさん

日本ではニートへの風当たりが強いが、英語を勉強しにセブに行くと言えば、セブでぶらぶらしてても周囲の反応も悪くないはず。それで英語が身に付けば儲け物だ。


■HAL_Jさん

英語を1対1で学べる事のメリットは大きい。


■ちきりんさん

日本の英語教育では、受験に必要(Duty)、就職に有利(Tool)、といった理由で英語を勉強する人が大半だった。それが多くの日本人に英語が身に付かない理由だろう。

英語はOpportunity。より好い仕事、より好い教育、より好い食事を得るためのチャンスを掴むための英語学習を世界中の若い人達がしている。


■占部さん

いやいや英語を勉強するのではなく、楽しんでできれば身に付きやすいと思う。


■ykatouさん

日本企業も、海外に顧客を求めないと食っていけなくなってきている。海外就職を考える日本人も増える兆しが見られるようだ。


■やんやんさん

海外就職は3点メリットがある。
1.日本の良さを伝える事ができる。
2.就職先国の文化を知り、自分の世界を拡げる事ができる。
3.日本に海外の文化のよいところを輸入し、日本をより良い国にしていく事ができる。


■占部さん

海外就職は、海外在住経験のある人でも一世一代の大博打のような覚悟がないとできないようなイメージを持たれがち。日本のパスポートは最強だし、そうした抵抗感を持つ必要はない。もっと気軽に海外に出て欲しい。


■phaさん

日本のニート達も、日本のローカルな労働環境がたまたま合わなかっただけかもしれないのだから、とりあえず他の国へ行ってみて、肌が合いそうだったら就職する事を考えてもいいと思う。


■もりぞおさん

海外就職は、占部さんが言う通り、そんなに敷居の高いものではない。まず人材紹介会社のRGFやテンプスタッフ等に登録して、紹介された会社に面接に行くといった手順は日本と同じだ。

最初にやった方がいいと思う事は、海外旅行。もし可能なら、現地の人と話してみて欲しい。インドネシアではスマホは現地人の月給の倍するが、それでも飛ぶように売れている。この数年間で給与が倍増しており、モノへの需要が膨張しているからだ。

海外就職後、永住するかどうかは選択肢の一つに過ぎない。どんどん新しい事にチャレンジしていき、選択肢を増やしていけばいいと思う。それは人生を豊かにしてくれるだろう。


■太田さん

日本にある最先端技術を誇る企業はいくつもあるが、海外でそれを売れる人が足りない。売れる仕組みを作れない。中国、韓国、台湾には沢山いるのにである。

言語の壁を越えられさえすれば、日本で仕事ができる人は海外でも通用する。日本人に求められるのは、細かいマネジメントや品質管理。


■大石さん

グローバル企業を中心に採用コンサルをする事もあるが、彼らは新入社員に自分達がグローバル企業である事を叩き込む。グローバル化の進展で、日本人枠といったものがなくなっていく一方、日本人も世界中のあちこちで活躍できる機会が拡がっている。


■ちきりんさん

海外就職、というタイトルで議論していた事が、10年後には笑い話になるだろう。LCC等の発達によって、外国はどんどん身近になっていく。上京就職という言葉がないように、わざわざ海外就職とは呼ばなくなるだろう。ニートも海外に出る時代。海外就職は特別な事ではなくなる。


■占部さん

グローバル人材は、誰でもならなくてはならないものというものではない。もっとゆるく考えよう。海外で働く機会が国内で働く機会と同様に与えられているのだから、その事を多くの人に知って欲しいし、意外とハードルは高くない事も知って欲しい。


■太田さん

海外で働いている日本人は、たいていそこでの生活も仕事も楽しんでいた。ある程度のスキルがあれば、世界中のどこでも仕事ができる。


■やんやんさん

日本人は、最強の日本のパスポートを存分に活かすべき。


■phaさん

快適なのでずっとセブにいたい、そういう人は是非海外に。


■大石さん

ただ海外に行く事自体を目的に旅行に行くと、海外に行く事なんてなーんだ大した事ないじゃんと思えるだろう。


■占部さん

LRで英語教育を終えた後の世界を想像してみよう。東京で外国人に道を教えるだけじゃなく、英語が出来る事によって海外就職できたり新しいライフスタイルを選択できたりする事が英語を学ぶ事のメリットだ。

2項対立

2012-01-05 23:43:33 | Weblog
日本の「伝統的」とされる価値観、特にムラ社会の文化を左項、これに反する価値観を右項に列べてみた。


「均質性重視」←→「多様性重視」

「多数派と違う選択をした人を異端視する」←→「他人のプライベートな事情に干渉しない」

「多数派の価値観を強要する」←→「多様な価値観の存在を受容する」

「自由のない相互監視社会」(元来の理念から乖離した極端な自己責任論) ←→「自己責任において凡てが自由」

「マイノリティへの迫害・排斥」←→「マイノリティの許容・尊重」
(e.g.社会的弱者、被差別者=貧困層、児童、高齢者、女性、高齢社会や年功序列における若年層、外国人、要介護者、
様々な障碍を持つ人達、特定宗教・宗派の信者、同性愛者、薬物中毒者、被差別出身者、...まだある)

「集団の優先」←→「個人の尊重」

「思考を停止する」←→「自分の頭で考える」

「問答無用に絶対服従を強要する」←→「自分の頭で考えて納得いかなければ、拒否する自由がある」

「一方的に搾取するのが好いビジネス」←→「互恵(Win-Win)関係を築くのが好いビジネス」

「サービス(無償提供)は当然/カネを払った後は何を要求してもよい」←→「相応の対価を求める/対価を支払う」

「弱者の言い分は強者によって頭ごなしに握り潰されて当然」←→「釈明の機会は誰にでも与えられねばならない」

「封建的身分制により既得権益は保護されるべき」←→「人種・出身・学歴・職業・性別等による差別は禁止されるべき」
(e.g.東大偏重、正社員と非正規雇用、女性蔑視の横行...)

「不寛容」←→「寛容」

「無謬主義」←→「ヒューマンエラーの織り込み」

「減点方式」←→「加点方式」

「空気を読む事(非言語コミュニケーション)の強要」←→「言葉による対話の重視」

「終業後の飲みニケーションでのみ本音を言う」←→「必要な会話は全て業務時間中に行う」

「お客様は神様です」(顧客至上主義)←→「顧客はステークホルダーに過ぎない」

「我慢大会」←→「お互い様」

「一方的な契約条件」←→「対等な契約条件」

「結果平等主義」←→「機会平等主義」

「苦労は買ってでもしろ」←→「いかに効率的に成果を挙げるかを常に考えよ」


左項は、その殆どが個人的には解せない、あるいは嫌なものだと感じる。右項の価値観が普通の国に行きたい。

真夏のターニングポイント。

2008-08-18 00:18:42 | Weblog
オランダ・ベルギー周遊旅行から帰ってきた。
その2時間後には丹沢へキャンプに出掛けていた。
仕事してる時には感じる事のない心地好い疲労。めちゃめちゃ眠い~。


――長らく日記を書いていなかったけど、少しずつ書いてみようかな。
アウトプットは下手だからね。。
下手だけど、少しずつトライしてみたい気分になったので、仕方がない。


趣味は旅行だ。


去年のGWは弘前城で遅い桜見物をした後、八戸で三色丼を食してきた。


夏休みはフィリピン・セブ島へ、SCUBAダイビングのCカード
(ビギナーが取る、オープンウォーターの認定証)を取りに行った。


今年のGWは、1つ上級のアドヴァンストオープンウォーターのCカードを取りに沖縄島へ。


旅行を企画する時には、決めている事がいくつかある。
例えば、、


★その旅では精力的に観光地を巡りたいのか、のんびりしたいのか、最初に決める
(特に同行者がいる場合)

★観光がイマイチだった場合のために、美味しいものを食べられる旅行とする


等。自分で決めたルールを守って行動するようにすると、意外に楽しいものだ。


旅行は好いインプットになる。


普段はメディアに触れる事も雑誌や本を読む事も極端に少ない生活をしているので、
旅行を機会に自分の五感で外の世界の情報を受け取り、
それに対して自分は何を感じたか、を知るのはとても面白く感じる。


組織の一員、もとい部品として完全に取り込まれてしまうと、人は考える事を止めてしまう。
大樹の陰に寄っていれば何も考えなくていいから、確かに楽だろう。


でも自分はそれで満足しない質だと、昔から気づいていた。だから社会組織に属していても、アウトサイドにいる気分だった。これからもそうなのだろう。会社組織の中では、生きにくい方だと思う笑


じゃあ、どうしたら楽しく暮らせるのか?
そのヒントは、時々趣味でしている旅行の中にあると気づいた。

まず、自分で自分にルールを課して、それを守って生活する事。
そして継続的に知覚情報をインプットし、それに対する自分の反応のアウトプットをしていく事。

これを、自分のペースで少しずつやってみようかなと考えている。
...趣味を作るのって、何だか難しい笑