もう少しだけ

もう少し、待っていてくださいますか？
私はまだ完全には立ち直っていないのです。
やっと、傷口がふさがった段階なのです。

まだ・・・いろんな事をする気力・活力は
私の中に、生まれてきていません。
一日一日を、それなりに生きていくので精一杯です。

だらけた毎日ではありますが、
それでも、後ろを振り向いて、
泣いてばかりの日々からしたら、
とても進歩しています。

けれども、まだ、みなさんのようには
元気に歩けません。
時には立ち止まってしまったり
時には座ってしまったりしている有様です。




どうか、急がないでください。




それから、、、、、、、、
あなたが人生を歩く速度と私のそれとは
全く違うのです。
どうか、あなたの速度、あなたの尺度に
すべてを当てはめないでいてください。
あなたから見たら、あまりにもよちよち歩きで
まどろっこしく、いらいらしてしまうでしょう。

でも、今、また無理をして、自分のペースを乱したら…
私はまた壊れてしまうでしょう。
そして今度はそこから立ち直るのは
今回より倍の時間を要すると思うのです。
（もしかしたら、二度と立ち上がれないかもしれない）
私にはそれが怖い。




私は何度も心療内科にかかろうと思いました。
けれどとうとう今回は、
医者の力を借りずに、何とかここまでこれました。
しかしもしまたぶり返したら・・・
今度こそ、長期療養期間に入らなければならないでしょう。







もう少し…と私は言ったけれど
いったいそれはどれくらいの時間なのだろう？
一度倒れた人が、また立ち上がるまで
いったいどれくらいの時間がかかるものなのだろう？

わかりません。
私には答えることができません。