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ArcGISのデータ作成サポートページ

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建物密集度の集計方法

2015-09-03 00:09:49 | 日記
0.津波シミュレーションを実施して、建物被害ポイント上の津波高さや浸水深を整理する

1.データ一覧レイヤ「ファイル①」を作成する
2.一覧レイヤに対してバッファを作成(本解析では20m)「ファイル②」
3.インターセクト機能を使う(バッファ内に存在するデータの抽出)、「ファイル③」出力
○バッファのレイヤ
○抽出したいデータセットを含むレイヤ

[ArcToolbox] → [解析ツール] → [オーバーレイ] → [インターセクト] をダブルクリックする
[入力フィーチャ] に上記二つのファイルを設定(今回は、バッファレイヤ→データレイヤの順で入力)
[出力フィーチャクラス] でデータの出力先と名前を設定
以上の設定ができたら [OK] をクリック→やりたい作業で4-1か4-2へ進む


4-1.ファイル③をcsv出力して、fortranの集計ツールへ渡す→各建物に対し周辺の建物数や内訳を算出してくれる


4-2.ファイル③にディゾルブ機能を使う、ディゾルブフィールドは建物ID(OBJECTIDのハズ)、統計フィールドで「OBJECTIDにCOUNTが作成機能を追加」、ファイル④が生成

5-2.ファイル①とファイル④を結合させる、テーブル属性を結合で、フィールドはOBJECTIDとする。結合のマッチングフィールドもOBJECTID。

6-2.出来上がったら、列を新しく作成してCOUNT情報をコピーさせる(結合元がなくなったら大変だから)

7-2.必要なフィールドを整理して終了→破壊確率モデルのスクリプトを追加させる

特定のラインに沿って傾斜角を算出する

2015-06-01 14:03:56 | 日記
標高値を持つ地形データ(DEM画像など)をお持ちであれば、3D Analyst の [サーフェス情報の追加] ツールで、サーフェスに沿ったライン(トラックルート)の傾斜角の最小値、最大値、平均値を、ラインファイルの属性情報に付加できますので、ご検討頂ければと存じます。

詳細は以下 URL をご参照ください。
・サーフェス情報の追加(Add Surface Information) (3D Analyst)
http://resources.arcgis.com/ja/help/main/10.2/index.html#//00q900000016000000

(手順)
1.ArcMap にラインファイル(トラックルート)と標高値を持つ地形データ(DEM画像など)を追加します。

2.ArcToolbox → [3D Analyst ツール] → [ファンクション サーフェス] → [サーフェス情報の追加 (Add Surface Information)] ツールを起動します。

[入力フィーチャクラス] にラインファイル(トラックルート)を設定します。
[入力サーフェス] に標高値を持つ地形データ(DEM画像など)を設定します。

[出力プロパティ] で [MIN_SLOPE] [MAX_SLOPE] [AVG_SLOPE] にチェックを入れます。

[OK] ボタンをクリックしますと、ラインファイルの属性情報に傾斜角の情報が付加されます。