(医療介護CBニュースより転載)
抗がん剤トーリセルを22日に新発売―ファイザー
2010年9月17日(金)22:30
ファイザーは9月17日、抗がん剤トーリセルが同日付で薬価収載されたことを受けて、同剤を22日に新発売すると発表した。同剤は、ノバルティスファーマのアフィニトールに続く根治切除不能または転移性の腎細胞がんの適応を持つ「mTOR阻害剤」。
トーリセルは1次治療から使用できるが、1週間に1回、点滴静脈内投与する必要がある。一方、アフィニトールは1日1回の経口投与だが、1次治療ではなく、ネクサバール(バイエル薬品)やスーテント(ファイザー)による治療で効果がない場合に用いられる。
トーリセルは販売開始後、全症例を対象に使用成績調査を行うことが承認条件とされており、ファイザーは最終登録目標症例数を600例と設定し、300例を収集した段階で中間報告を行う予定。
海外では、欧米を含む世界53か国以上で承認されている。
抗がん剤トーリセルを22日に新発売―ファイザー
2010年9月17日(金)22:30
ファイザーは9月17日、抗がん剤トーリセルが同日付で薬価収載されたことを受けて、同剤を22日に新発売すると発表した。同剤は、ノバルティスファーマのアフィニトールに続く根治切除不能または転移性の腎細胞がんの適応を持つ「mTOR阻害剤」。
トーリセルは1次治療から使用できるが、1週間に1回、点滴静脈内投与する必要がある。一方、アフィニトールは1日1回の経口投与だが、1次治療ではなく、ネクサバール(バイエル薬品)やスーテント(ファイザー)による治療で効果がない場合に用いられる。
トーリセルは販売開始後、全症例を対象に使用成績調査を行うことが承認条件とされており、ファイザーは最終登録目標症例数を600例と設定し、300例を収集した段階で中間報告を行う予定。
海外では、欧米を含む世界53か国以上で承認されている。