癌についての本ではないのですが・・・
フジテレビ「ニュースJAPAN」のアンカーを務めておられた
松本方哉氏の手記である「突然、妻が倒れたら」を読みました。
内容は、2007年の11月に46歳で重篤なくも膜下出血を発症された
松本方哉氏の奥様の闘病記録であり、そしてご家族が奮闘した日々の記録です。
一番身につまされる思いがしたのは、奥様が倒れた直後、
すぐに受け入れ先の病院が決まらず、所謂「受け入れ拒否」に遭ったという箇所です。
(以下、転載)
T医大「受け入れられない」
H病院「ベッドが開いていない」
S医大「無理だといっている」
E病院「司令センターの方に駄目だと回答している」
妻が苦しむ様子を前に、次々と返ってくる「受け入れ拒否」の連絡。
私は、救急車の中で「なぜ、どこも受け入れてくれないのですか」と叫んでいた。
(p.15 転載終わり)
六つもの病院に断られたあと、ようやく受け入れ先に決まった碑文谷病院にて
手術を受け、そして闘病生活が始まります。
つらいリハビリにも明るく頑張る奥様、そして、奥様と松本氏を
精一杯の愛情で支える、10歳の息子さんの健気さにも胸を打たれました。
そして、私が「そうそう!ほんとにそう思う!」と共感した箇所はこちら
(以下、転載)
常々思っていることだが、病院による家族への説明は、
説明する人の個性でかなり変わってくることが多い。
人間がする以上しかたがないが、それにより、家族の不安度も
かなり変わってくる。
オブラートに包まれたような腑に落ちない感じを味わうこともあれば、
あまりにはっきりと説明されて、ショックを感じることもある。
家族は説明者の一言一言に真剣に向き合い、時には大きな衝撃を感じて
身体を丸め、あるいはじっと耐えるような気持ちを味わうことが多い。
私は情報を集めて整理して視聴者に伝えるという仕事を長年やってきたので、
この点が気になってしまう。
できるなら、医師から説明を受けたことを、さらに噛み砕いて説明してくれるような
職種の人が病院にいてくれると、もっと落ち着いて話を聞くことができ、
冷静な判断もできるような気がする。
セカンド・オピニオンなどではなくて、ファースト・オピニオンの捕捉を
してくれる存在が欲しい。
できる限り冷静に、客観的に説明することの難しさは医療の世界にもあると思った。
(p.71 転載終わり)
昨年を思い返せば、夫が腎細胞癌の告知をされたときも、
何とか平静を装いつつも、気ばかり焦って、空回り・・・。
その後、詳しい情報を得ようと「がん相談室」に行くも、
腎細胞癌について詳しいスタッフはおらず・・・
手術後も、担当の看護師さんはくるくる変わるし、
医師も大変お忙しそうで「ゆっくり話を聞いてもらう」なんて、無理!
セカンド・オピニオンではなく、同じ病院で「ファースト・オピニオンの
捕捉をしてくれる存在」・・・本当に、あればいいのに!!
切に願います
*********************************
退社時間メモ
PM 20:00 退社→飲み会
AM 24:20 帰宅
**********************************
体調メモ
お薬が効いたのか、肩こりも緩和してきたよう。
リアルプロでマッサージをして、AM 2:00就寝
フジテレビ「ニュースJAPAN」のアンカーを務めておられた
松本方哉氏の手記である「突然、妻が倒れたら」を読みました。
内容は、2007年の11月に46歳で重篤なくも膜下出血を発症された
松本方哉氏の奥様の闘病記録であり、そしてご家族が奮闘した日々の記録です。
一番身につまされる思いがしたのは、奥様が倒れた直後、
すぐに受け入れ先の病院が決まらず、所謂「受け入れ拒否」に遭ったという箇所です。
(以下、転載)
T医大「受け入れられない」
H病院「ベッドが開いていない」
S医大「無理だといっている」
E病院「司令センターの方に駄目だと回答している」
妻が苦しむ様子を前に、次々と返ってくる「受け入れ拒否」の連絡。
私は、救急車の中で「なぜ、どこも受け入れてくれないのですか」と叫んでいた。
(p.15 転載終わり)
六つもの病院に断られたあと、ようやく受け入れ先に決まった碑文谷病院にて
手術を受け、そして闘病生活が始まります。
つらいリハビリにも明るく頑張る奥様、そして、奥様と松本氏を
精一杯の愛情で支える、10歳の息子さんの健気さにも胸を打たれました。
そして、私が「そうそう!ほんとにそう思う!」と共感した箇所はこちら
(以下、転載)
常々思っていることだが、病院による家族への説明は、
説明する人の個性でかなり変わってくることが多い。
人間がする以上しかたがないが、それにより、家族の不安度も
かなり変わってくる。
オブラートに包まれたような腑に落ちない感じを味わうこともあれば、
あまりにはっきりと説明されて、ショックを感じることもある。
家族は説明者の一言一言に真剣に向き合い、時には大きな衝撃を感じて
身体を丸め、あるいはじっと耐えるような気持ちを味わうことが多い。
私は情報を集めて整理して視聴者に伝えるという仕事を長年やってきたので、
この点が気になってしまう。
できるなら、医師から説明を受けたことを、さらに噛み砕いて説明してくれるような
職種の人が病院にいてくれると、もっと落ち着いて話を聞くことができ、
冷静な判断もできるような気がする。
セカンド・オピニオンなどではなくて、ファースト・オピニオンの捕捉を
してくれる存在が欲しい。
できる限り冷静に、客観的に説明することの難しさは医療の世界にもあると思った。
(p.71 転載終わり)
昨年を思い返せば、夫が腎細胞癌の告知をされたときも、
何とか平静を装いつつも、気ばかり焦って、空回り・・・。
その後、詳しい情報を得ようと「がん相談室」に行くも、
腎細胞癌について詳しいスタッフはおらず・・・
手術後も、担当の看護師さんはくるくる変わるし、
医師も大変お忙しそうで「ゆっくり話を聞いてもらう」なんて、無理!
セカンド・オピニオンではなく、同じ病院で「ファースト・オピニオンの
捕捉をしてくれる存在」・・・本当に、あればいいのに!!
切に願います
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退社時間メモ
PM 20:00 退社→飲み会
AM 24:20 帰宅
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体調メモ
お薬が効いたのか、肩こりも緩和してきたよう。
リアルプロでマッサージをして、AM 2:00就寝