ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

コーヒーを飲みながら

2008-10-14 16:37:01 | Weblog
遠足の疲労を残しつつも、
なんとか、日々のリズムを取り戻す。

金モクセイ&銀モクセイの木が、お寺にあって。
風にのって、いい匂いが漂ってくる。

携帯でパチリ。銀モクセイの花です。

「匂いは撮れたかな?」
と、お父さんの声。

「ん~、、わはは」
わたしは笑う。

素晴らしい問いに対する、答えがなかった

帰宅した若院が、再び出る。
こちらの、支坊にも「いい匂いの木」を植えたいと。

『スイートオリーブ』という、
四季咲きの、モクセイ科の植物を買って来る。

あと、白と紫の、お花の鉢を2つ。

お花を、こよなく愛する若院
「お~きれいやね。」と見るだけ番長の、わたし

コーヒー片手に、本を読む 
『響きあう脳と身体』の続き。

読んでいると、またカチカチと頭が音を立てる。

おもしろくて興味深い、文章のカケラをピックアップ、
若院に話してみる。

『知識は、われわれの支えとなっていると同時に、
潜在的な力を限定してもいる』らしい。

『100の知識が1万の謎を生むという具合に、
科学というのは進めば進むほど、その先に巨大な
真空地帯を作ってしまうような営み』らしい。

茂木さんのうれしい時とは『謎を見つけた時であって、
答えが見つかった時ってそんなにうれしくない』らしい。

などなど。そこからまた、話は膨らむ。

わたし:「知識が潜在能力の妨げとなるとしても、
わかろうとすることで、わからないことが、
たくさんあることを知るんだから・・・どういうことだ

若院:「無知の知やね。得たものをあてにするんじゃなくて、
わかろうとする、知ろうとすることが大事なんじゃないかな」

若院:「・・・そうかぁ知識が、想像力を妨げるということか
コップをコップだと決めることで、
それ以上の想像力が働かなくなるということか。

物理学者は、それを素粒子の集まりとして、
ずっとずっとその先を、探求していくんやなぁ・・・。

たとえば、時計の針が1秒ごとに刻むけど、
そこで納得して終えてしまったら
それ以上、時間について考える事がなくなるっていう事やなぁ、、」

若院:「人間が科学で明らかにするのと並行して、宇宙も広がって。
人間には結局、どこまでいっても宇宙の4%しか見えないんやって。
イタチごっこみたいな」

わたし:「病原菌と薬みたいやね。新しい薬ができたら、
病原菌も進化して、、その繰り返しやね」

若院:「自分の姿だって見えん訳やからなぁ。
まゆらちゃんの知らない、まゆらちゃんを、わしは見とるんやと思うよ」

わたし:「ん~確かに。わかっとるはずの自分が、一番わからんのかも」


コーヒータイムは、実におもしろい
コメント (2)
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