ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

あらゆるものが金色

2008-11-30 08:38:10 | Weblog
さむい・・・ もう、本当に。
頑張って布団から出た自分を、ほめてあげたい

きょう1日分の「気合い」を
すでに、起きることで費やした、、と言っても過言ではない。

・・・なんのこっちゃ

若院はいま、友人のお寺さんの結婚式で
雅楽(しちりき、という楽器)を吹きに出かけております


午後からは、ここ説教所(支坊)にて

例会&なかよし子供会、のスペシャルデイです。


例 会→年配の女性が中心で、80代・90代の方も。
子供会→2・3歳~小学4年生の子達が集い。


前々から、一緒にやってみたいね~なんて話していたのですが。
若院が企画してくれました

初の試みであります


子供さんに、年配の方々の「似顔絵」を描いてもらったり
お互いに何かを質問するコーナー、を設けたり
仏教のビデオアニメを観たり、お菓子を食べたりしようと、

若院が考えてくれました。なんだか面白そうだ


これは、司会者の腕も問われるかな・・・?


いやいや、きっと。ちびっ子ギャングに乗っ取られて

それこそ、10年分のパワーを吸い取られて
疲労困憊する大人の様子が、頭に浮かびます、、


浄土真宗のいいところは。


「あらゆる命」が救いの対象であり、願いの中にある事です。

決して条件などで、分け隔てされたりせず。


『老少善悪を選ばず』

わたしから見たら、いろんな注文があったりしても
阿弥陀様から見たら、あらゆる命が金色に輝いているのですね~
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いのち愛し

2008-11-28 02:48:14 | Weblog
実家にて。何をして過ごそうかと悩んでいたのも、ゆめ、まぼろし。

なんだかんだ、家&お寺の手伝いをする内に。
わたしの上を、時間があっという間に、通り過ぎて行った

近所の手芸屋さんで、手触りが気に入った、ふわふわの毛糸を買って
ちいさなマフラーを編もうと、始めたものの・・・

ほんのちょっとしか、編む間がなかった。
続きは、島根に持ち帰って、ぼちぼち楽しむとしよう


東京・岐阜と、ご縁のあった人々と、時を共にした。


ふと、さみしいと思う。どれだけ楽しく一緒に笑っていても

みんな。それぞれの人生があって、帰るべき家があって
祭りの後、、、じゃないけれど。


それでは、またね。


散ってゆく瞬間、こころにおおきな穴が開いて、
そこに、とびきり冷たい風が吹き込んでくる


みんな。いっしょくたになって、大家族で暮らせたら
どれだけ面白いことだろうかと思ったり。

みんな。それぞれ、自分という名の「荒波」の中に帰って行った


仏教でいうところの『愛別離苦』
―愛するものと、別れ、離れなければならない苦しみ―

について。想いを馳せる。

予定の関係で。今日は、急きょ。
弟とふたりで、ご門徒さんの葬儀・火葬に行って来た


そこで、泣き悲しんでおられる、親族の方々を見た。


その姿に、心が、ちぎれそうになる。


会って、家に帰ってゆく、人。
生きて、命を終えてゆく、人。


ただ、ひとり。

人間は、つくづく寂しい生き物なんだと思ったりする。


わたしが太陽だったらいいのに。
わたしが太陽だったら、朝も夜もなく四六時中


みんなを、あたためたりできるのに。

でも。

太陽になれない私は、
太陽になれない私だからこそ、

わたしを摂めとって、捨てない光に包まれている。


若院はいま、眠りの中だろうか。

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モナリザ

2008-11-27 01:16:16 | Weblog
ベストハウス123を、見ました

『モナリザ』は、世界一有名な絵でありますが。

私にとっては、とても苦手な一枚だったのです
まったくもって、彼や絵画に関する知識がない中で。

ただ「わたしの感覚」だけに、耳を澄ませてみると、、。


目を背けることが許されない様な、得体の知れない恐怖。
何とも言えない『恐さ』を感じるのです。

お腹の、いちばん深いところから来る「不安」というか。

でも、なぜそう感じるのか、わからずにいました


が、今日の番組を見て想いました。


水で「生成&消滅」を表しているように、
あの絵にはきっと「光&闇」が、同時に描かれているのではと。


母への愛、思い、の純粋さのみならず


孤独な屈折した、ゆがんだ愛憎?のようなものが
マリアに、重ねてあるのではと思いました


だから、顔の右半分と左半分が、真顔と微笑に分かれているのでは・・・


なんにせよ、美しいだけでは済まされない
ただならぬものが、フツフツと伝わってきて。

わたしにとって、とにかく「恐い」1枚の絵であります
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味噌煮込みうどん

2008-11-25 16:27:11 | Weblog
昨日は桃井先生・しんたいさん・駆けつけた母&弟と
熱く語らい。今日は移動して、

さきほど実家の岐阜に、帰郷したところです

パソコン前にて。やっとコラム更新です

バタバタと日々が過ぎ、久方ぶりの実家で、静かな空気が流れ
・・・まぁ、お正月帰る代わりに、今日から3泊4日するんです。

が。いざ、、何をして過ごすかな??

わたしは予定に縛られるのを、ひどく嫌うんだけど
何もなければ、これまた、、ね。

お昼に食べた「味噌煮込みうどん」で、
あぁ~岐阜に帰ったんだなぁと、しみじみ

いまご門徒さんが亡くなられて、母が臨終勤行に走ってゆきました

ふぅむ。人が亡くなるのには、時を選びませんなぁ。。

そんな「時」を過ごすわたしは、どうしたものだろうなぁ。。


煮込まれて絶妙な味をかもしだす
コシのある、うどんの様な、人間を目指すしか道はないナ
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ただいま東京

2008-11-23 09:15:22 | Weblog
東京・麻布の「しんたいさん」のお寺、光善寺さんで報恩講法要があり。
出勤(お参り)&お聴聞させて頂きます。
この度のご講師は、わたしの恩師である
北海道・帯広の光心寺ご住職、桃井信之先生です。
わが結婚式では、お二人からスピーチをいただきました。
お二人の共通項は、情熱的で優しく、知性ある方だという事です。
そして、皆さんお気づきか謎ですが、実のところ、とても「繊細」な方々です。
わたしの「いま」があるのは、お二人のお陰様です。
先生には。岐阜で浄土真宗を学べる所がない!という私の嘆きを受けとめていただき。
当時、大学の助教授をつとめられながら
うちの実家の寺で毎月2回、集まった若者みんな、あたたかいご指導を賜りました!!
ご法話をお聴聞させて頂くのが、とても楽しみです!!

昨夜は三人でワインを頂きました。
その写真はまたアップさせていただきますね♪
携帯より更新しました~☆
準備してお寺に向かいます!行ってきます!!

追伸:東京在住の友達の皆さん、予定の関係で残念ながらお会いするのが難しくm(__)m
不義理をお許し下さい!!
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冬将軍あらわる!

2008-11-19 22:02:39 | Weblog
写真は、きのう撮った、道端の落ち葉です。
きょうは何と!!たびたび雪が舞いました

イチョウどころの話じゃありません

「紅葉がきれ・・・」突然なる寒波&ユキ!!

さぶさぶさぶさぶさぶさぶさぶさぶさぶさぶ

さて、何回「さぶ」と書いたでしょう??


なぁんて、暇なことする子どもじゃありません
安心して下さい。笑。


夕方5時すぎに帰宅、お寺でご門徒さんが作って下さった
「おとき」(昼食)の、おかずを夕食でもいただき大変美味です!!

ちなみに、本日の「おとき」のメニューは
なます、煮物、のっぺい汁、味噌汁、ご飯、豆

これほどのご馳走だったとは
この歳になって、しみじみ思う訳であります

「お寺」を懸命に支えて下さる、ご門徒の皆様あってのものだと
頭が下がるばかりです。本当にありがたく思います。


夕食の後、こたつで気絶するように爆睡。
若院が起こしてくれて、ベストハウス~天才画家の脳~を見ました。

(来週は2時間特集で、フランスでダビンチの謎に迫るそうです


きょう~3日間。報恩講・ご講師の先生は、滋賀県のS.T先生です。

今朝、とりゃぁぁぁと着物を着てから
先生のところに、ご挨拶に走って行ったとき。

早くも、心にしみるお言葉をいただきました!


『阿弥陀様がわたしの中に入って、内側からつかまえておって下さる。
外側からじゃなくてね。これほどありがたい事はないと思うんです。
何も恐いものがなくなりますね。・・・死ぬんじゃなくて、往生ですから。』


涙腺がゆるむのを、わたしも内側で必死に抑えながら。
いただいたお言葉を、噛みしめた瞬間でした、、。


お寺の行事の間。わたしは、たいした事は何もしていないのですが。
ただひたすらに、そこらじゅうを走りまわり。

もちろん疲れもするのですが、先生のご法話をお聴聞したり
ご門徒のみなさんのお顔を見ると、元気パワーが湧いてきます

不思議なものです。すべてはお念仏の、願いの中でのことだと思うと
どれだけバタバタでも、大変充実するものですね。

バタバタが、むなしくならない日暮らし。ありがたいことです。

答えは10回でした。笑。

なんまんだぶつ。なんまんだぶつ。
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黄色の世界

2008-11-18 21:14:20 | Weblog

いつもと違う寒さを、肌で感じた今日

この辺りで雪が降るのも、もうすぐかな。


いよいよ明日から3日間、お寺の報恩講です


今日はみなさんに、プレゼント

「イチョウのじゅうたん」です。


さむい毎日。みなさん、お身体お大事にして下さい・・・

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笑いながら

2008-11-18 01:05:14 | Weblog
その昔。小学2年生のころだったか。
地元では厳しくて有名な、塾に通った事があった。

先生が「日付が変わるのは何時でしょう?」

と尋ねた。22時だと思う人?23時時だと思う人?
24時・・・と続けられた。

よくできる塾生達はみんな、24時で手を挙げた

わたしは、ただひとり
朝6時だと思う人?のとき。手をまっすぐに高々と挙げたのだった

先生に理由を聞かれ。
「太陽の光で明るくて、朝だ!!と思うから」とか何とか、力説した

学期の終了時、成績優秀者と同時に

成績優秀じゃない私も。

「がんばったで賞」みたいなものを、その先生からもらった。
賞状&スヌーピーの「のり」を手に、喜んだのだった


きょう、、もう日付が変わってしまったなと思って。


ふと、遥か昔の、恥ずかしい自分を思い出した。

でも、なんだか、とても幸せな思い出として残っている。



そう。そんな過ぎてしまった「きょう」は、おだんご作りなど、
法座(お寺の行事)準備に奮闘した一日だった


そんなバタバタした中でも。
お父さん、お母さん、若院、ご門徒のSさんと私の5人で、

お薄を飲んで、笑いながら、不思議と和んだ時間を過ごしたり。


ご門徒さんみなさんと一緒に、笑顔でカレーをいただいたり。

お母さんの手料理を、家族みんなで食べながら、笑ったり。


また食べる話ばっかり、、??


笑いながら。気づくと一日が終わっていたのでした
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無限の命の海

2008-11-16 23:00:06 | Weblog

ふぅむ。。おもしろがって、ブログのデザインを変えたものの。
なんだかバタバタする日々

お寺の行事を前に。早くも、お疲れモードなのであります。
これがまた、たいしたことは何もしていないのに

相変わらず軟弱な精神に、トホホ・・・


でも今日は16日。毎月の例会があって
ここ説教所には、9名の方がお参りに来て下さいました

昨夜、雨が強く降っていたので心配しましたが。きょうは晴れ。

みなさんの元気なお顔を見て、ホッと嬉しく思いました


明日は、仏様にお供えする「おだんご」を
ご門徒さんと一緒に作ったり。お掃除をしたり



そういえば、明日は・・・
おだんご作りでお世話になる、Oさんのお誕生日だなぁ、、。

とか。

父親の命日で、まる20年経ったのだなぁ、、。

とか。

わたしは。11歳だったのが、31歳だもんな。

驚きを通り越して、ピンとこないなぁ、、



わたしが初めて、人間の死に出あって

目の前で焼かれる父の、煙を眺めてから20年。


つい昨日の事のような。そんな事はなかったような。

でもきっと、覚えていた方がいいことなんだろうな。



そんな大切なことでさえ、忘れてしまうような私だから

仏法が、ありがたいんだろうなぁ、、、。



きょうの若院のご法話。

『無限の命の大海に浮かんでいることを、知らされて生きる』

なるほど。おおきな流れの中、ほんとうにみんな平等に

いま、ここで、救われているんだなぁ・・・

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思い、よりも前に

2008-11-15 23:56:41 | Weblog
きょうは、前住職の弟さんのご法事だった。

うちの住職(お父さん)のご法話が
とても。あたたかく、ありがたいものだった・・・。

大切なことに気づかされる。

わたし達は「言葉」を考えたりするけれど。


先に言葉があって、後から思いがついて来るのではなくて。

溢れた思いが、言葉になるのだということ・・・。


言葉よりも前に、思いがあるのだということ・・・。


思いの「ぬくもり」があってこそ
言葉が、人の心に届くのだということ・・・。


そんな大切なことを、忘れていたのか。
31年間、わたしは気づかなかったのか、、、。

この瞬間のご縁をいただけたこと、本当に嬉しく思いました。


前住職の弟さんが遺された言葉。

『あとはお念仏だけだなぁ・・・』

確かなものは、お念仏だけだと言っておられたそうです。



言葉の前に、思いがあって。

わたし達の「思い」よりも前には「願い」がある。

はからいを超えた、おおきな願いが。

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