何か暇なとき。何かないかなと思ったとき。ふっと、タバコのことが頭をよぎる。これは、ニコチンゾンビなのか？そろそろ、タバコを吸った時の感覚も、もうひとつはっきりしなくなったのに。それでも、タバコのなんか重苦しい感覚が、ふっと頭に蘇るのだ。吸いたいとは思わないのだが、「こんなのもあるよー」みたいな感じででてくる。さすがに何ヶ月も過ぎていると、「押し売りお断り」みたいに、断るのに造作もないことだが、そういうのが、出てくるというのがいいかげんうっとうしい。
禁煙を１年や２年過ぎた人でも、おそらく、こういうのがあって、すごいストレスがあったときに、やけになって吸ってしまうというのが、あるのだろうなと考えてしまう。
こういうのは、もう、精神依存なんてものを越えているようにも、思える。
ある時、倉庫を探していて、おいこんな珍しいものが出てきたぞ。ほら、タバコだ。前は、良く吸っていたものだ。懐かしいな。どれ、しばらくぶりに吸ってやろうか。とか、こういう場合、精神依存というのだろうか。
人によるのだろうけれど、タバコの精神依存というのは、長くても１年くらいで終わるような気がするのだ。
その後、タバコを吸うのは、依存でもなんでもなく。また、タバコの力が必要になったからなのか、単に、間がさしたのか。もともと、止める理由がしっかりしていなかったのか。そういう方達の意見が聞けるなら聞いてみたい気がする。
