高田寺を出発し再び44号線に合流。途中で古い建物を見かけたので写真を撮りました。
加茂駅付近にランプ小屋があると聞いたことがあったので、探してみたのですが見つかりません。仕方なく海住山寺へ向かうことにしました。途中で船屋商店街を通りました。かつては木津川の水運で栄えたそうですが、現在は所々に古い建物を残してひっそりとしています。
恭仁大橋から見た木津川。
ほんの少しの区間国道163号線を走って海住山寺に向かいます。海住山寺まではほとんど上り坂で、特に後半はものすごい坂なので当然のことながら押して上がりました。そのすごい坂の途中で見た茶畑の風景。
海住山寺の山門かと思ったら門をくぐっても何もありません。辺りをうろうろしてみましたが、建物は見当たりません。しばらくして「お寺まであと300メートル」という看板を見つけました。
ようやく海住山寺に到着。本堂です。無事帰宅できるようお願いしておきました。
五重塔。鎌倉時代のものだそうです。とても優美な形だと思います。初層には裳階(もこし)というものが付いていますが、これが付いているのは海住山寺と法隆寺の五重塔だけだそうです。
なすのこしかけ。座ると良縁が得られるとのことだったので座ってみました。
岩風呂。鎌倉時代のものだそうです。
千両と石仏。
海住山寺を出発し帰路につきます。先ほども書きましたが、海住山寺付近はものすごい坂でブレーキが壊れないか心配だったので、傾斜が緩やかになるまで自転車を押すことにしました。
恭仁(くに)宮跡に寄ってみました。石碑と礎石があるだけでほとんど何もないところでしたが、なんだかとても居心地のよい場所でした。
加茂駅のランプ小屋を帰路で発見しました。ランプ小屋は汽車の前照灯や尾灯を保管するために造られたそうです。JR稲荷駅にもありますね。
海住山寺までのものすごい坂はしんどかったですが、海住山寺には結構たくさん面白いものがあり、大変な思いをして行った価値はあると思います。特に五重塔は素晴らしいと思いました。