白浜駅から紀伊田辺行きに乗車し、紀伊田辺で御坊行きに乗り換えます。円月島では夕日を見ることができないので、どこで夕日を見ようかと考えていました。白浜駅でもらったパンフレットを見ていると天神崎というところが良さそうだったので行ってみることに。地図によると芳養が最寄駅のようだったので芳養で下車しました。芳養駅から天神崎まで結構歩きました。1時間くらい歩いたと思います。
パンフレットに載っていた風景を探しながら歩きます。途中で海中にある鳥居を見つけました。このような風景を見ると白鬚神社や宮島を思い出します。
どんどん日が傾きます。美しい風景を見ながら歩き続けます。
パンフレットに載っていた風景にやっと出会えました。写真左に写っているのは丸山という小さな山です。山の上には灯台らしきものがあります。
美しい夕焼けでした。こんな素晴らしい環境で夕焼けを見られるというのは幸せなことです。天神崎は日本のナショナルトラスト運動の先駆けとなった場所で自然の宝庫なのだそうです。また和歌山の朝日・夕陽100選にも選ばれています。
この後紀伊田辺駅に向かいました。途中でバス停を見つけ、すぐにバスが来るようだったのでバスに乗って駅に向かいました。
紀伊田辺から御坊行きに乗車します。疲れたので車内では寝ていました。御坊で和歌山行きに乗り換え和歌山へ。
和歌山で一旦改札外へ出て食料を買って紀州路快速に乗り込みました。ここでアクシデントが・・・車内放送があって「鶴橋駅で人身事故が起きたため環状線は運転を見合わせています。そのためこの電車は天王寺で運転を取りやめる場合があります」とのことでした。天王寺で大和路線に乗り換える計画だったので、天王寺まで行ければとりあえず安心と思っていました。
堺市までは順調に快走していたので安心していたのですが、その先の鶴ヶ丘(快速は止まらない)で電車が止まってしまいました。車内放送によると「環状線内の電車の調整のため時間調整をします」とのことで、しばらく停車したままでした。横を特急電車が悠々と通過していったのには少し腹が立ちました。
しばらくして電車は動き出して天王寺に到着。しかし、大和路線の電車には間に合いませんでした。乗る予定だった電車に乗らなければ奈良線の最終電車には乗れないのです。なので、計画を変更して京都からの近鉄京都線の最終電車に間に合うように(奈良→京都方面よりも京都→奈良方面の方が終電が遅い)大阪からJR京都線で京都に向かうことに。そのまま紀州路快速に乗って大阪まで行こうと思っていましたが、その電車がいつまでたっても発車しないのです。仕方がないので地下鉄御堂筋線を使って梅田=大阪に行くことにしました。
大阪からは先発の快速と次発の新快速のどちらに乗っても京都には同時刻に着くことが分かったのですが、新快速は遅れることが多いし快速の方が空いているだろうからと思って快速に乗ることに決めました。後の高槻でこの判断が正しかったことが分かりました。高槻駅の放送で「新快速は数分遅れているので快速の方が京都に早く着きます」との放送が流れていました。京都駅での近鉄との乗り換えは6分しかないので数分の遅れが命取りになるのです。
結局快速は1分ほど遅れて京都に到着。急いで近鉄線乗り場に向かい、無事最終電車に乗ることができました。ここでやっと安心できました。ここまでひとときも気の休まることがありませんでしたから。結局0時を過ぎて帰宅したので日帰り旅行とはなりませんでした。計画通りに行かず、大変な一日になりましたが、臨機応変に対応することの大切さを実感しました。その点では良い経験になったと思います。それは無事に帰れたから言えるのかもしれませんが・・・