時折 薄日が射すが、殆んど曇りである。11:00 頃から、小雨が振り出し、午後からは、結構降ってきて、雨降り”って感じ。
アンチモン Sb(Stibium, Antimony) 原子番号 51 原子量 121.760
アンチモンとは、51の陽子と51の電子で構成されている原子。
核の中に陽子51、中性子が70のアンチモン原子 51Sb121 (57.21%)と、
72の中性子を持つアンチモン原子 Sb123 (42.79%)の、 同位体と、
68ε の中性子を持つアンチモン原子 51Sb119 ( 電子捕獲→50Sn119, 半減期 38.19時)と、
69ε の中性子を持つアンチモン原子 51Sb120 ( 電子捕獲→50Sn120, 半減期 15.89分)と、
71ε の中性子を持つアンチモン原子 51Sb122 ( 電子捕獲→50Sn122, 半減期 2.70日)と、
73β- の中性子を持つアンチモン原子 51Sb124 (β崩壊→52Te124, 半減期 60.20日)と、
74β- の中性子を持つアンチモン原子 51Sb125(β崩壊→52Te125, 半減期 2.7582年)の、
放射性同位体がある。
アンチモンとは、第15族・窒素族元素。 常温, 常圧で、菱面体三方結晶構造で、銀白色の硬くて脆い半金属(灰色アンチモン)。 比重 6.691。 原子価は、 ±3価, +4価, +5価である。
空気中で熱すると青色の炎(炎色反応は、淡青色)を上げて燃え、白色粉末の三酸化アンチモン(Sb2O3), 黄色粉末の五酸化アンチモン(Sb2O5)を生ずる。
ハロゲンではフッ素と反応して、無色の固体の三フッ化アンチモン(SbF3), 粘性の液体の 五フッ化アンチモン(SbF5)を、塩素中では赤い炎を上げて燃え、淡黄色の液体で、融点 2.8℃、沸点 79℃の五塩化アンチモン(SbCl5)を作る。
水に不溶。 塩化水素や塩酸とは空気がなければ反応しない。王水, 少量の硝酸を含む塩酸には溶ける。 延性・展性に乏しく、熱伝導率は小さい。
アンチモンには、黄色, 黒色, 灰色アンチモンの同素体がある。
黄色アンチモン(非金属)-転移点 -90℃→黒色アンチモン(非金属)-転移点 -80℃→灰色アンチモン(菱面体三方結晶構造の半金属)
* 黒色アンチモンは、不安定で、空気中で容易に酸化され、発火する
アンチモンは、地殻中に 0.2ppm 存在。 おもな鉱物は輝安鉱(Sb2S3)。 -90℃で液体アンチモン化水素に酸素を通じると黄色アンチモンが得られる。
アンチモンは、ポリエステルを製造する際の触媒に使われる。 合金として鉛蓄電池の極板, 活字合金, ハンダ合金, 半導体の添加物に使われる。 アンチモンの化合物は、塗料, 建材, 繊維, プラスチックの不燃化剤に使われる。 酒石酸ナトリウムアンチモニウムが駆虫薬に使われる。
毒性が認められ、許容摂取量の基準が引き上げられる可能性があり、使用が控えられる元素
融点 630.63℃
沸点 1635℃
アンチモンは、ギリシャ語のアンチモノス(単独 では存在しないもの) に ちなんで、英語表記 Antimony と命名された。元素記号のSbは、ラテン語のStibium(スチビウム)から来ています。

アンチモンとは、51の陽子と51の電子で構成されている原子。
核の中に陽子51、中性子が70のアンチモン原子 51Sb121 (57.21%)と、
72の中性子を持つアンチモン原子 Sb123 (42.79%)の、 同位体と、
68ε の中性子を持つアンチモン原子 51Sb119 ( 電子捕獲→50Sn119, 半減期 38.19時)と、
69ε の中性子を持つアンチモン原子 51Sb120 ( 電子捕獲→50Sn120, 半減期 15.89分)と、
71ε の中性子を持つアンチモン原子 51Sb122 ( 電子捕獲→50Sn122, 半減期 2.70日)と、
73β- の中性子を持つアンチモン原子 51Sb124 (β崩壊→52Te124, 半減期 60.20日)と、
74β- の中性子を持つアンチモン原子 51Sb125(β崩壊→52Te125, 半減期 2.7582年)の、
放射性同位体がある。
アンチモンとは、第15族・窒素族元素。 常温, 常圧で、菱面体三方結晶構造で、銀白色の硬くて脆い半金属(灰色アンチモン)。 比重 6.691。 原子価は、 ±3価, +4価, +5価である。
空気中で熱すると青色の炎(炎色反応は、淡青色)を上げて燃え、白色粉末の三酸化アンチモン(Sb2O3), 黄色粉末の五酸化アンチモン(Sb2O5)を生ずる。
ハロゲンではフッ素と反応して、無色の固体の三フッ化アンチモン(SbF3), 粘性の液体の 五フッ化アンチモン(SbF5)を、塩素中では赤い炎を上げて燃え、淡黄色の液体で、融点 2.8℃、沸点 79℃の五塩化アンチモン(SbCl5)を作る。
水に不溶。 塩化水素や塩酸とは空気がなければ反応しない。王水, 少量の硝酸を含む塩酸には溶ける。 延性・展性に乏しく、熱伝導率は小さい。
アンチモンには、黄色, 黒色, 灰色アンチモンの同素体がある。
黄色アンチモン(非金属)-転移点 -90℃→黒色アンチモン(非金属)-転移点 -80℃→灰色アンチモン(菱面体三方結晶構造の半金属)
* 黒色アンチモンは、不安定で、空気中で容易に酸化され、発火する
アンチモンは、地殻中に 0.2ppm 存在。 おもな鉱物は輝安鉱(Sb2S3)。 -90℃で液体アンチモン化水素に酸素を通じると黄色アンチモンが得られる。
アンチモンは、ポリエステルを製造する際の触媒に使われる。 合金として鉛蓄電池の極板, 活字合金, ハンダ合金, 半導体の添加物に使われる。 アンチモンの化合物は、塗料, 建材, 繊維, プラスチックの不燃化剤に使われる。 酒石酸ナトリウムアンチモニウムが駆虫薬に使われる。
毒性が認められ、許容摂取量の基準が引き上げられる可能性があり、使用が控えられる元素
融点 630.63℃
沸点 1635℃
アンチモンは、ギリシャ語のアンチモノス(単独 では存在しないもの) に ちなんで、英語表記 Antimony と命名された。元素記号のSbは、ラテン語のStibium(スチビウム)から来ています。
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