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日記

あっ! いーじわるぅー

ルビジウム 37 Rb

2006-05-03 23:42:19 | Weblog
 五月晴れ。地平線に近い低い空に鼠色が少し残っているがかなりスッキリした青空。早朝は 遅霜 が降りるほどに冷え込んだ。昨日は、立春から数えて88日目で、八十八夜。この時期降る霜を、もうこの先 霜が降りる事もないであろう”と「八十八夜の別れ霜」と呼ばれる。農家にとって五月の始め遅霜の被害が怖く「八十八夜の毒霜」とも呼ばれる。東北地方では、時期がずれてもう少し後で、「九十九夜の泣き霜」と呼ばれる。  10:00 頃 東北東の空に、上に膨らんだ白い三日月がゆっくりと昇って来た。

      ルビジウム Rb (Rubidium)  原子番号 37  原子量 85.4678

 ルビジウムとは、37の陽子と37の電子で構成されている原子。
核の中に陽子37、中性子が48のルビジウム原子 37Rb85 (72.168%)と、
         
50β- の中性子を持つルビジウム原子 37Rb87 ( β崩壊→38Sr87, 半減期 481億年
                                  27.835%)の、天然放射性同位体と、

44ε の中性子を持つルビジウム原子 37Rb81 ( 電子捕獲→36Kr81, 半減期 4.576時)と、
45ε の中性子を持つルビジウム原子 37Rb82 ( 電子捕獲→36Kr82, 半減期 1.273分)と、
46ε の中性子を持つルビジウム原子 37Rb83 ( 電子捕獲→36Kr83, 半減期 86.2日)と、
47ε,β- の中性子を持つルビジウム原子 37Rb84 (96.2:電子捕獲→36Kr84,
                              3.8:β崩壊→38Sr84, 半減期 32.77日)と、
49β- の中性子を持つルビジウム原子 37Rb86 ( β崩壊→38Sr86, 半減期 18.631日)と、
50β- の中性子を持つルビジウム原子 37Rb87 ( β崩壊→38Sr87, 半減期 488億年)と、
51β- の中性子を持つルビジウム原子 37Rb88 ( β崩壊→38Sr88, 半減期 17.78分)と、
52β- の中性子を持つルビジウム原子 37Rb89 ( β崩壊→38Sr89, 半減期 15.15分)の、
                                            放射性同位体がある。  
    * 37Rb87の 半減期 488億年で 年代測定が可能(ルビジウム-ストロンチウム法)
 
 ルビジウムとは、第1族・アルカリ金属で、常温, 常圧で、体心立方の結晶構造で銀白色の軟らかい金属。 比重 1.532。 原子価は、±1価である。 ナトリウム、カリウムより反応性は強く、空気中で酸化され、水, ハロゲン元素, アルコールと激しく反応して水素を発生し、水酸化物をつくる。 炎色反応は、赤色を示す。ラテン語で赤はrubidus → Rubidium

 ルビジウムは、地殻中に 90ppm 存在。 シリア雲母に含まれ、天然にはほかのアルカリ金属に伴って産出する。 塩化物を カルシウム 金属で還元して単体を得る。 

 ルビジウムは、水銀とアマルガムを作る。 炭酸ルビジウム(Rb2CO3)を混ぜたガラスは丈夫で電気絶縁性に優れ、ブラウン管用ガラスに使われる。 光で励起したルビジウムは原子時計に使われる。 光電池に使われる。

    融点   39.31℃
    沸点  688℃  ルビジウムの気体は、青色である。

 16:30 頭の上に三日月がある。  夜になって、夕べよりも空が澄んでいるのか、北斗七星がはっきりみえる。 23:00 白い雲が少し出て来た。ベガは見えるが、デネブ, アルタイルは見えない。木星より遅れて昇って来たアンタレス。三月の始め頃に見た木星とアンタレスより距離が離れて見える。 北風が少し冷たい。雲はどんどん南へ押しやられる。 23:30 デネブ, アルタイルも見えて来て、ベガと一緒に大きな夏の大三角を描いている。

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