「あら何ともなや」は
「ああ、なんでもなく無事であったなあ」
という嘆息。だそうだ。
(嵐山光三郎 超訳 芭蕉百句 ちくま新書)
あら何(なん)ともなや
きのふは過ぎてふくと汁
桃青(芭蕉)
ふくと汁とは、ふぐ汁のこと。
あら何ともなや
きのふは過ぎて傷だらけの人生
冬世(らくごしゃの成行)
陳謝、拙劣、冒瀆、懺悔、
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