スポニチ

日付不明

ザ宝塚 21世紀への助走 パート1
21世紀のスターだ！！大和悠河
ＯＧ天海祐希ばりの甘いマスク
入団5年目 早主役に名乗り

宝塚歌劇団が生き残りを掛けて大きな期待を掛けているスターがいる。その中の一人に月組の大和悠河がいる。
大和は1985年阪神大震災直後に初舞台を踏み今年で入団五年目。
宝塚で一時代を築いた天海祐希を思わせる甘いマスクの持ち主で宝塚音楽学校の成績も優秀、文化祭では主演を射止めるなど
入団後は天海と同じ月組に配属された。
歌唱力にやや課題があるものの、
いまや真琴つばさ、紫吹淳、初風緑に次ぐ4番手の位置にいる。
公園が終わったばかりの「ノバボサノバ」では
ルーア神父に抜擢され話題を呼び、バウで「十二夜」で主演と
いまや飛ぶ鳥を落とす勢い。
「十二夜」稽古中の大和のインタビュー
現在の心境を聞いてみた。大和は「最初はどうしたら良いのかパニ食っていたんですが、やらなきゃしょうがないし、かといって直には上手くはなれないので
こつこつやっていくしかない」と抜擢に対し冷静でしかし前向きに捕らえていた。
「十二夜」はショークスピアをミュージカルに大和はオーシーノ公爵に扮する。
「原作は余り良い ではないのですが凄く宝塚的で、素敵な十二夜になっていたんです。問題は膨大な台詞(笑)
大和ならヒロインも似合いそうだが「今は男役に徹したい」とさっぱり。
来年は青年館に できる自分自身にとってジャンプの年」と位置づけた。
「今、楽しくてしょうがないんです」大和の熱い瞳がキラキラ輝いていたのが印象的・
2001年の東京宝塚劇場オープンを機に歌劇団としてはその目玉となるフレッシュなスターの育成を目指している。大和もその一人としてひたすらスター街道を
ひた走る。