目覚め。

チャネリングされたイエスの言葉とACIM。

09-09-28#3

2009-10-03 04:01:06 | Chapter 15
原文
http://www.nwffacim.org/default.aspx

September 28, 2009 ©NWFFACIM


貴方達のマインドは既に(お互いと)繋がっているのです。

(マインドとしての)貴方達は既に繋がっている存在ですが、それでも(多面体の)各面(としての貴方)は無くなりません。 神の子の共同体(Sonship)は無くなりません。


“Your minds are already continuous, and Their Union need only be accepted and the loneliness in Heaven is gone.”

〔貴方達のマインドは既に繋がっており、その繋がりを受け入れれば、天国での孤独は消え去ります。〕

そうすれば貴方は、永遠の魅力を体験する事になります。

もし貴方が、精霊に「シャボン玉の内部の」話をさせたなら, {シャボン玉は、エゴは簡単にはじけてしまいます}。

貴方は(エゴの)レンズから物事を観察するのを放棄して、正気を取り戻し、天国(神の大国)を天国として認識出来るように成る為に、ここに居るのです。  エゴのレンズから観察するのは、多面体の表面から自分達(多面体)を眺めて、自分達が分離していると考えるようなものです。

“Your minds are already continuous, and Their Union need only be accepted and the loneliness is gone.”

〔貴方達のマインドは既に繋がっており、その繋がりを受け入れれば、孤独は消え去ります。〕

“If You would but let the Holy Spirit tell You of the Love of God for You, and the need Your Creations have to Be with You Forever, You would experience the attraction of the Eternal.”

〔もし貴方が、精霊に「神の貴方に対する愛」と「(貴方の)創造者の、貴方と永遠に共にいる必要」に関して話させたなら、貴方は永遠の魅力(永遠が発揮する魅了)を体験する事になります。〕

もし貴方が、精霊に話させたなら。もし貴方が精霊の話を聞き入れたなら、貴方は永遠が発揮する魅力を体験する事に成ります。

何故なら貴方が、シャボン玉の内部だけを重視する事にして、精霊を(貴方の全体性を)無視する事に決めてからも、精霊は(貴方に話しかけるのを)止めなかったからです。

貴方が聖なる瞬間を実践しようとしても、「聖なる瞬間が示しているもの」が真理だと貴方が信じられなくて、聖なる瞬間が体験できない事もあり得るでしょう。

そうすると貴方は「神の救済のプランなんて上手く働かない!」と言って(自分の不信心)を正当化してしまうのです。

しかし私は、神の救済プランが働くと言う為にここに居ます。 それが作動することは保障されています。 もし貴方が、「神の救済のプランが働く事」を信じられない様なら、それでもあえて貴方は、聖なる瞬間を持とうとし続けなければいけません。

貴方がリアルな関係(それは神との関係です)を体験する方法は、(神の声、貴方の正気でしかない)精霊と繋がる事です。

しかし、貴方は「ウーン! 私のガイドの声が聞こえない。 神の救済のプランは上手く働かないみたい。 私には自分のガイドの声が聞こえて来ない。」と言ってしまいます。

自分のガイドが聞こえない(聞かない)代わりに、毎週ポールを通して私が話すのを待つのもいいでしょう。

しかし私は毎週、単に情報を貴方に分け与えているだけではなく、私は毎週「二つのステップ」が上手く働く事を貴方にデモンストレーションして見せているのです。

貴方が今聞いているのは、うまく働いている「聖なる瞬間」の実例なのです。

貴方は、神の救済のプランが上手く働く実例を今見て、聞いて、読んでいます。
ポールもまだ完全には(私を)受け入れていないにしろ。

「故郷に帰る唯一の方法、ガイド(精霊)と繋がる事が、上手く働かない、上手く出来ない。」と貴方が言ったなら、 貴方に告げられた「故郷に帰る唯一の方法」が上手く行かないと思ったなら、貴方は自分の為に誤った学習体験を作ってしまい、避けられない体験(貴方が故郷に帰ること)を遅らせてしまいます。

それを学習の破綻と言ってもいいでしょう。 それを続けるのは止めなければいけません。

ポールがある日「私のガイドと話したい」と言って、直ちに私の声を聞いたと思いますか?

もちろん私はポールの声を聞きました。 しかしポールには私の声は聞こえませんでした。 三度四度試した時にもポールには私の声が聞こえませんでした。 幾日もその様に過ぎていきました。 彼が私の声を聞こえるようになった唯一の理由は、彼が諦めず、私を聞き続けたからです。

ある日やっとポールは無条件で(自分の条件付け、定義づけを放棄して)聞くことが出来るように成ったのです。

つまり、その時彼は「もし今日話しかけてくれれば、聞きましょう。」とか「もし次の二週間の間に話しかけてくれるようなら、その間聞き続けてみます。 しかし永遠に聞き耳を立て続けるわけには行きません」とは言わなくなっていたのです。
彼はそれらの方法も試して見て、失敗し続けたのです。

そうこうするうちに、彼は「もし一年かかるなら、いや二年かかってもいい。 私は真理を知る必要がある時に、真理を体験出来るように成りたい。 その体験の方が、宇宙と上手く交渉して、自分の思うように宇宙を動かそうとするより、私にとって大切だ。」と言える境地に至ったのです。

こうして彼は、決意と共に(覚悟と共に)静かに聞ける様になったのです。 力の執行ではなく、意志の遂行ではなく、忍耐強い注意力がそこにあったのです。

貴方も同じ事をする必要があります。 何故なら、これが故郷に帰る唯一の方法だからです。

貴方が地獄から脱出したいなら、一番初めにするべきは黙ること(思考のお喋りを止めること)です。 それ以外に方法はありません。 これが一番の直線ルート、一番の近道です。 しかし、貴方は文句を言う事に慣れすぎています。

貴方は、孤児院の福祉システムに依存してしまっています。 そこでは貴方の境遇が酷い程、沢山の同情と助けが得られる様になっており、現状を根源的に変えようとする決意が出来にくいのです。


“The ego would limit Every One to a body for its purposes, and while You think it has a purpose, You will choose to utilize the means by which it tries to turn its purpose into accomplishment. This will never be accomplished.”

だから
〔エゴは、その目的(これが貴方が追い求めている人参です)の為に全ての人を体に閉じ込めます。 そして貴方がエゴの目的を認めている限りは、「エゴがその目的を成し遂げようとする」方法を貴方は選択してしまいます。 しかしこれが(エゴの目的が)達成されることはありません。〕

これが真実です。 これが気付きです。


“This will never be accomplished. Yet you have surely recognized that the ego, whose goals are altogether unattainable, will strive for them with all its might, and will do so with the strength which You have given it.”

〔エゴの目的が達成されることはありません。エゴの目的は全く達成不可能ですが、しかしエゴはそれを達成する為に全ての事をし、貴方が与えた全ての力を使おうとします。〕

貴方という無限の中で「浮き漂っているシャボン玉」の中に存在する意志/意識は、シャボン玉の外側に存在する意志/意識と同じものなのです。 そこで神の子が、貴方が、「神の神聖なる子供としての力」を使って意志を表明しようとしているのです。

〔エゴの目的は全く達成不可能ですが、エゴはそれを達成する為に(神の子である)貴方が与えた全ての力を使おうとします。〕

問題は、貴方がこの繊細なシャボン玉をとても気に入っている事です。 しかし貴方は、その中で〔私には力がない。 私には欲しいものがあるのに、力が全く無い。 私はどの様な力の源にも繋がっていない。 私には自分の意志と能力しか与えられていない。 それらを私は常に向上させ続けるしかないのだ。〕と言うのです。

〔でも、私には途方に暮れています。人生で苦労ばかりしています。〕

そして三途の川岸に座って、人生がどんなに酷かったか、どんな泥沼に漬かっていたか、色々とお話をして。 エトセトラ。
でも、それは嘘です。 それは想像上のものです。

その話は、とても説得力があるように見えます。 それは貴方がこのシャボン玉を愛しているからです。 しかしこのシャボン玉はとても脆弱で、貴方が少しでもその気になれば、すぐに弾けてしまいます。 これが我々が学習している事、「聖なる瞬間と二つのステップ」なのです。 

“It is impossible to divide Your strength between Heaven and hell, God and the ego, and release Your power unto creation, which is the only purpose for which it was given You.”

〔貴方の力を天国と地獄に分けたり、神とエゴに分けたりしていた場合、貴方の力を創造に与える事は不可能です。 しかし貴方の力は、それを創造に与えるために、貴方に与えられているのです。〕

解りますか。 貴方は自分の意識を分割して、同時に二つの別のものに貴方の完全な注意を注ぐことはできないのです。

しかし、その様にコミュニケーションが分断されているのです。 だから貴方は全体(性)の体験が持てずにいるのです。 だから病や罪や死や苦しみ、その他のお話が語られ続け、貴方が焼かれ続けて、その様に時間を体験しているのです。 貴方は自分の意志でそれを容認しています。

しかし、これを続ける必要はありません。 これを続けるべきではないのです。 これは上手く働いてもいません。 貴方はここで正直に成らなければいけません。  今日、明日、明後日と、毎日を新しく見ようとする事が出来るように。 シャボン玉を、弾けるに任せられるように。

シャボン玉を弾けさせる方法は、何かの力をそれに対して使うのではなく、「何もしない事」なのです。 ただ単に余計な事を何もしなくなれば良いのです。 

別の表現をするなら - ただ黙すれば良いのです。 黙って、自分を静寂の中に置き、口と思考を閉じて、「平和である静けさ」の中に貴方を置くのです。

黙すれば貴方は静寂の中に入ります。 それが平和です。 それが今です。 それが貴方と言う注意/意識が(貴方と言うマインドが)、神の答えを受け入れられる(自己主張を欠いた)望みに成っている瞬間なのです。

それが、精霊が答えるのを許可し、そしてシャボン玉が割れ、「初めから一つであったもの」が一つに成るのです。 唯一の違いは、今までは、薄いシャボンの膜が、(貴方の)一部分を他の部分から分離しているように見えただけです。

貴方の力、貴方の現れは、創造へと拡張されるべき(差し伸べられるべき)なのです。 それは、永遠/無限の全ての部分と常にコミュニケーションをとっているべきなのです。

「貴方の力と現れ」の性質と機能は愛なので。 それは、「見よ、私は全てを新しくする=創造」の永遠の動きなのです。

“Love would always give increase. Limits are demanded by the ego, representing its demands to make little and ineffectual. Limit Your vision of a brother to His body, which You will do as long as You would not release Him from it, and You have denied His Gift to You.”

〔愛は常に増やすもの(常に増えていくもの)です。 限界とはエゴが要求したものです。 限界はエゴの「小さくしたい、効果を無くしたい」と言う要求を示しています。 貴方の兄弟に対する視界(見方)を彼の体だけに限定している時、(貴方達は全員そうしています、兄弟をそこから解放していない限り)貴方は兄弟から貴方へのギフトを拒んでいるのです。〕

貴方が兄弟を見て、そこに「何か新しい今までと違うもの」を見る事を拒否している限り、「彼を物理的生物」以外のものとして見る事を拒否している限り、(貴方は兄弟のギフトを拒んでいます)。

貴方が、そこに神を見出す好奇心と共に、兄弟を見ているなら、その時何が起こるでしょうか?  「神が実在する全てである」と聞いたので、貴方が兄弟を(今まで通り、彼は体として振舞うに違い無いという)自分の期待から解放した時、そこで何が起こるでしょう?

その時貴方は、啓示の流入が可能な環境を提供しているのです。 その啓示は「貴方が精霊の目を通して(貴方の正しいマインドを通して)兄弟を見る事」を助けるのです。

兄弟に対する貴方のこの認識が、それが(貴方が兄弟の中に見た事が)貴方にも当てはまる真理であると告げるのです。 だから、貴方が彼に与えたギフトを、貴方は自分でも得ることが出来るのです。 こうして貴方は、「学習としか言い様のない」動きが起こった事を発見するのです。 何故なら、その時貴方は既に、聖なる瞬間が起こる前までとは、別の場所に居るからです。

〔彼の体はギフトを与えることが出来ません。〕〔彼の体は与えることが出来ません。〕
彼の体は、貴方が必要としているギフト– 貴方が神の聖なる子供だという認識 -を与えることはできません。

それは、貴方の存在そのものが光の輝きだと言う、認識です。

偉大な光線と成っている、生きた愛の輝き。 それが神に届き戻って、宇宙/創造を満たしています。

貴方が他者を体として見ようとしている時、(彼が光だと言う)啓示と学習を(貴方は)拒否しています。

“His body cannot give it. And seek it not through Yours.”

〔彼の体はそれを与えることが出来ません。 貴方の体を通してそれを得ようとすることも止めなさい。〕

いつまで貴方は、自分の体を使って、他者から良い反応(ギフト)を引き出そうとし続けるのでしょうか?

“Seek it not through Yours.  Yet Your Minds are already continuous, and Their Union need only be accepted, and the loneliness in Heaven is gone.”

〔貴方の体を通して(ギフトを)得ようとする事も止めなさい。 しかし貴方達のマインドは既に繋がっています。 貴方達のマインドが既に一つになっている事を受け入れるだけで、天国での孤独は消えます。〕

多面体の面がひっくり返ったなら、貴方の視界は全てその(多面体の)内部だけになります。 多面体の外側から(表面から)見たら「孤立して、分離して見える」貴方達のマインドは、内部から見たなら、実際には繋がっており全く分離していないことがわかります。

多面体の各面は繋がっていますが、その各面そのものが消えるわけではありません。 神の子の共同体(Sonship)が愛の塊の中に溶けて消えてしまう訳ではありません。

貴方達のマインドは既に繋がっています。 今現在貴方がそれを体験していないのは、(Sonshipと言う多面体の中の)貴方の(意識の)面が外側を向いて置かれており、自分達の外側(多面体の外側、Sonshipの外側)を見ているからです。


“Your minds are already continuous, and Their Union need only be accepted, and the loneliness in Heaven is gone. “

〔貴方達のマインドは既に繋がっています。 貴方達のマインドが既に一つになっている事を受け入れるだけで、天国での孤独は消えます。〕


“If You would but let the Holy Spirit tell You of the Love of God for You, and the need Your Creations have to Be with You forever, You would experience the attraction of the Eternal.”

〔もし貴方が、精霊に「神の貴方に対する愛」と「創造者が貴方と永遠に共にいる事を必要としている事実」に関して話させたなら、貴方は「永遠」の魅力を体験する事になります。〕 
(貴方は「永遠」に魅力されている自分を見つけます。)


〔もし貴方が、精霊に話させたなら〕 もし貴方が精霊の言っている事を受け入れ、心に響かせたなら、これが貴方の体験になります。 何故なら、貴方が「貴方の全体」を無視し小さなシャボン玉に注目する事を決めてからも、精霊は一度も貴方に語りかける事を止めたことは無いから。

覚えておいてください。 貴方はこの孤児院(分離体験)を改善する為にここに居るのでは無いのです。貴方は人間的状況を改善する為に、ここに居るのではありません。 我々は正気を取り戻して、天国を天国としてもう一度認識できるように成る為に、ここに居るのです。

それは貴方が、「プライベートで独立した境遇のレンズを通して全てを眺め、それをただの物理的宇宙として見ること、神と全く関係が無いものとして見ること、全く神聖でないものとして見る事」を止める事によってもたらされます。

貴方は、「こんな沢山のことを、この少しの文章から自分一人で取り出すことは出来なかった。」と言うかもしれません。 それは真実です。 しかし、貴方にはガイドがいます。

それを神に感謝しましょう。 貴方は(ご自分が考えているよりも)もっといるのです。 小さなシャボン玉の外にも貴方はいて、それは精霊と呼ばれています。 それは貴方の正気です。 貴方は別に自分以外のものに成る必要はなく、自分の境遇を嘆くこと(自分の卑小な定義を信じる事)を止めて黙ったなら、貴方にリアリティの全貌が与えられます。

これが地獄から出る方法です。 これが苦しみから解放される方法です。

「黙る」事を今週もエンジョイしてください。

来週もお会いできるのを楽しみにしています。



A Course In Miracles (reference pages)
Chapter 15 – Section – THE HOLY INSTANT AND REAL RELATIONSHIPS
1 Sparkly Book – p.369, Last Par. / JCIM – p.155, 2nd Full Par. / CIMS – p. 311, Par. 86
Chapter 15 – Section – THE ONLY REAL RELATIONSHIP
First Edition – p. 300, 1st Full Par. / Second Edition – p. 322, Par. 2


「Northwest Foundation for A Course In Miracles」の行為は全て、無料で提供されています。 これは思慮深く、無条件に差し伸べられた愛によって実施されています。 ギフトとは、その様なものだからです。 貴方と同等の方が既にこのギフトを貴方に差し出したので、これらの資料が貴方に提示されています。
Raj の指示により、これらの資料が売買される事はありません。



A Course in Miracles Study Group with Raj, September 28th 2009
The Northwest Foundation for “A Course in Miracles”

Northwest Foundation for “A Course in Miracles”

Phone: 360-638-0530 Fax: 360-881-0071
Website: http://www.nwffacim.org
E-Mail: paul@nwffacim.org