はぐれそうな天使の備忘録

日々の覚書きですが、山口馬木也さんについて書くことが多いです。

怖かった2題(おもろい女 千秋楽観劇)

2015-06-30 | 山口馬木也さん
千秋楽、観てきました。

今回の座席は左ブロックの2列目。
馬木也さんが出ている舞台の千秋楽でこんな前の座席になるのは
「哀と愛と藍と」の最前列以来かな。
今回のチケットは全て先行予約だったけど、運が良かったです。

2回しかない馬木也さんの出番のうち、2回目の時は下手でのお芝居になるので、
前回前々回と上手寄りの座席で、見えなかった表情とか良く見えました。

椅子に座っているワカナさんを立ったまま見下ろしている時の
馬木也さんの冷ややかな目、怖かったです

前回前々回と観て、ワカナの弟子役の篠田さん、
誰かに似てるんだよなぁとずっと気になってたんだけど、
今日観て、誰に似てるか思い出しました。
「にほごであそぼ」に出ている「かいとくん」です。
年齢的に言うと「かいとくん」が篠田さんに似ているが正しいことになるけど...
(わかる人にしかわからない話でスミマセン )

その篠田さん、召集令状が来たことをワカナに報告する時に
手が小刻みに震えてるのがわかりました。
役になり切ってるんだなと感心。

ラスト、ワカナが絶命するシーン、
斜め前の人の頭が邪魔で、表情しか見えなかったけど
苦しみながら死ぬというのはこういうものなのか、
という感じの壮絶さで怖かったです。

カーテンコール2回で終了のアナウンスが流れたんだけど、
それでも手拍子が止まなかったので、もう1度出て来てくれました。
千秋楽だから主演の藤山さんから挨拶があるだろうと思ってたけど、
それは無し。
その代わりではないけど、舞台袖に下がる直前に1人で客席に
お辞儀する時に涙ぐんでいるように見えたし、
ワカナさんへなのか、森光子さんへなのか、それともお父さんへなのか
わからないけど、「無事に終わりました」と報告してるかのように
空に向かって手を合わせている姿が印象的でした。

今年はまだ半年あるのに、生馬木也さんを観られるのは
年内はたぶん今日が最後。
次に生馬木也さんに会えるのはいつになるのかなぁ...






コメント (2)