別府湾海ガラスメモリー展 08

さいしょはかたちがありました・・・・

だれかにすてられ、岩にぶつかりくだけちる

よせてはかえす波うちぎわで。。。

　なんども、なんども、ゆられ

　うすれゆくきおく・・・・



できたてほやほやの海ガラス


悲しみも、辛さものりこえて
もうなんのかたちだったのかもおぼえていません





９年前、１歳と６ヶ月の幼い娘を連れ１０年間はなれたこの町に
戻ってきました。安全で静かになれる場所を求めて。。。
何がまちがっていたのか。。。これからどうしようか。。。。
ずっと、海に問いつづけました。そんなときガラスと出会いました。

時間はかかりましたが、ふたたび絵を描く気力をくれたのは
海に捨てられたガラスでした。

また人との縁を繋いでくれたのもガラスでした。

『自然に身を委ねる』

晴れの日も雨の日も、嵐がおきても、

恐れず、受け入れかんがえる。

そして自分自身を生きる。


そんな、ちょっぴり切ないスタートでしたが、
今は、たくさんの仲間とともに日々、忙しく
すごしております。

だれでも、ある日とつぜん、どうしようもない
切なさとむなしさにおそわれる。
そして自分自身とむきあい、こころの声をきく。
その癒しの場所が、私にとっては『海』でした。

あたたかく、やさしい空と海・・・　自分自身が白くなれる空間を
別府湾海ガラスメモリー展とプライベートギャラリーを
通じて表現してみました。





『別府湾海ガラス・メモリー展』

場所：アトリエ来来２Fプライベートギャラリー
　　　*大分県別府市天満町11-31　（Pあり5台）

日時：10/2～10/25　　Am11：00～Pm17：00

お問い合わせ：0977-26-2888（アトリエ来来）

HP）アトリエ来来