のちに汚名をきせられ悪人にされ
無念の憤怒おさまらぬ将門公の
たたりをおそれ、その御魂を鎮めんがために
平貞盛によって
大国玉に小社がつくられた。
「 南無阿弥陀仏 為平親王将門菩提供養也
天慶三年二月十四日
常陸大掾(だいじょう)平貞盛所建也 」
廟所( びょうしょ )を建て
その霊を慰めた。
廟所
神田明神
Smile, Charlie Chaplin , Modern Times, 1936
The sound of music do re mi fa banica100
疎開者ということもあり無視された父。
その死に際した4歳の自分に、その無念さが引き継がれたように
父の名を送り出し続けた。
しかし、今の自分を天からみて、それによりかよらずか
汚名を着せられ屈辱をしのぶことを決して喜ぶまいと思う。
父の無念、母の無念、兄弟たちの無念、自分の無念さ。
多くの無念な思いを味わい、今もゆえなく味わっている人々、生命たち。
父の魂をそこから開放してやりたい。全ての魂を。
今は。ただ、明るくあるように。そう言っているように聞こえる。
そして、もっと大切なことに目をむけろと聞こえる。
南無
命の別名 HALHAL2004