いや~久しぶりにこんな格好いいBarbieに出会いました。あまりに
素敵なのでFerrari (フェラーリ)に敬意を表して、文字を赤と黒で書
いてみました。多少読みにくいと思いますが、どうぞご了承ください。
このお人形、残念ながらMattel社のオリジナルではありません。最
近は日本のコレクターさん(特にBlytheなどのコレクターさん)にも増
えていらっしゃいますが、海外(アメリカ)では、中古や手持ちのお人
形をリメイクして、アーティステックに仕立ててしまうカテゴリーがござ
います。
Barbie Conventionなどでは必ず、子どもたちのために「チャリティー・
オークション」が開催されます。特別なテーマにリメイクされたお人形
が「法外」な値段で取引され、昨年のシカゴでは女将、びっくり仰天で
ございました。($5,000からスタートするオークションなんて…)有名ア
ーティストが手がけたお人形はもちろん、たとえ無名アーティストの作
品であっても、よくできたものはきちんと評価され、高値で取引されま
す。”Only One"であることが価値を高めているのでございましょう。
さてこのお人形は、ベースが「45周年記念のSilkstone Barbie」でござ
います。Silkstoneはいわゆるビニールではなく、混ぜ物をした陶器風
の素材でございます。またSilkstoneのフェイスペイントは、Vintage Ba
rbieのペイントに近いものでございます。そこがよくて、Silkstone Barb
ieだけを熱心に集めているコレクターさんも多数おいでになります。
そのお人形の髪型をアレンジし、さらに「Ferrari Barbie」のお洋服を着
せたものでございます。決して、アーティスティックなリメイクではござ
いません。でもこのど迫力、絶対、海外にいそうな女性に見えませんか?
フェイスペイントはオリジナルのままですので、扱い方(飾り方)に苦心
しなくともよさそうです。普通のお人形を、箱から出した状態とほぼ変わ
りなく飾ることができると思います。
女将、正直一目惚れいたしました。自分のコレクションに加えるか、それ
とも車好きの友人のプレゼントにしようか、はたまたRainbow Dropsに置
こうか、非常に迷っております。
手先の器用な方なら、このくらいのアレンジは難しくないと思われます。
でも深くないリメイクなだけに、どのお人形をベースに、どう造形的に仕
上げるか。コンセプトワーク、センスが問われると思います。
ああ早く本物とご対面したい…そんなワクワクするお人形をご紹介いた
しました。