1. パーティの概要
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
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ユキノオー | 気合いの襷 | 吹雪 | ギガドレイン | 氷の礫 | めざめるパワー |
マンムー | 王者の印 | 地震 | 氷柱針 | 氷の礫 | 身代わり |
ガブリアス | 拘り鉢巻 | 逆鱗 | 地震 | ダブルチョップ | 寝言 |
ギャラドス | パワフルハーブ | 飛び跳ねる | 滝登り | ストーンエッジ | 電磁波 |
クレセリア | オボンの実 | サイコキネシス | 冷凍ビーム | 電磁波 | 三日月の舞 |
ヒードラン | 食べ残し | マグマストーム | 毒毒 | 守る | 身代わり |
2. パーティの説明
2.1 パーティ作成のきっかけ
以前に毒守る身代わりヒードラン(通称まかせるお)を使い、その流し範囲の広さ、役割破壊性能、不利な状況を覆す性能すべてにおいてあまりにもチートであることが分かりました。まかせるおがあまりにも強いと確信した私は、このまかせるおが今後時代の中心になると予想し、早くをそれをメタるために、身代わりがむしゃらマンムーを使うことに決めました。
過去に、カムラマンムーが面白いとかほざいていた私ですが、身代わりがむしゃらマンムーを使うにあたって、最も嫌なのは、素の素早さよりも、身代わり破壊からの、抜群で喰らう先制技であることは否定できません。そこで、カムラへのロマンを捨て、先制技にもチャンスが生まれる持ち物として、光の粉と王者の印が挙げられます。私は必死にこの2つのどっちが地震でローブハッサムを突破できるか電卓片手に無駄に計算していました(結局攻撃時は同じ)。
その時です。隣に遊びに来ていたあにぜっとさんさんが、「てっきりつららばりするのかと思ってました・・・」とボソッと呟きピコーンピコーン!!がむしゃら(笑)などという劣化つららばり(!?)など忘れさせ、地震・氷柱張り・礫・身代わり(王者の印)という害悪が誕生しました。
2.2 王者マンムーの害悪度
王者マンムーは、身代わりを残し、先手先手で攻めていくことでその害悪っぷりを発揮します。しかも、その確率は、ボルトロスの威張る自滅(1回の45%)などという有名な害悪戦術よりもかなり高いものがあります。
2.2.1 身代わり越しにマンムーに当てられる確率が低すぎ
氷柱張りの回数期待値が3なので、(0.9^3)*0.8=58.32 (%)
粉ガブでさえ、72%なのに、この数値は異常です。もちろん、これを破ったとしてもさらに身代わり連打と、素氷柱針もあります。しかもこの確率に加えて単純に5hitすれば勝ち、急所に当たれば勝ちみたいな状況も加わります。有利な運要素をすべて自分だけが持っているような感じですね。すなわち誰かを麻痺させて(ほぼマンムーの前でアヘ顔なので居ないも同然)しまえば、大抵2枚抜きさることができます。恐ろしすぎ。
2.2.2 光の粉と違って再生技持ちに強い
これは、攻撃することで回避より怯みが強くなるいい例です。氷柱針は期待値は3ですが、再生技持ちは試行回数を増やしてくれます。すると5回hitがそのうち生まれ、しかも5回hitによって怯む確率は41%となり、傷口を次々と広げていきます。
2.2.3 身代わりを壊すときは先制技で壊さないことが多い
これはローブシンなどに多くみられる傾向です。王者持ちを知らないため、結局地震耐えるHPとかだとドレパンでさもしく回復を狙ってきますが、そこに付け入り氷柱針をするため、かなりの確率で回避or怯みが来ます。
2.2.4 霰マンムーは砂ガブリアスより破壊力がある&非接触
回避ゲーとして有名な砂ガブですが、彼はゴツメエアームドクレセドータによって本体に攻撃されていないのにピンチになるという残念なところがあります。しかし、マンムーの場合、攻撃が全て非接触なため、ゴツメで止まりません。しかも、霰+地面+氷は非常に範囲が広く、しかも彼の攻撃を霰状態で3回耐えるポケモンはほぼ皆無。しかも耐えたところで回復とかしていると怯みの餌食になります。
2.2.5 そもそも氷柱針が強い
襷ガッサ、身代わりガッサ&カイリュー。まぎれもなくトップメタのこれらに大きく刺さるのが氷柱針。回数の不安は王者(&急所)でカバー。がむしゃらはがむしゃらで強いこともありますが、これらのトップメタに強いってだけで王者氷柱針が一歩リードしているのではないかと思います。
2.2.6 じゃあ弱点は?
パルシェン・ユキトド・晴れパ
3. パーティの取り巻き紹介
3-1. 初めて刺さるめざ炎ユキノオー
配分:控えめ:52-0-76-232-12-136
- 意地パルシェンのロックブラスト高確率耐え
- 特攻はこれ以上上げてもD4振りハッサムにダメージが変わらない
- キングドラの眼鏡ポンプ2耐え
- 4振り零度スイクン抜き
以下の理由でここまでめざ炎ユキノオーが決定的なパーティは無いと思います。
- マンムーに邪魔な必中吹雪を持っているユキノオーとの対決を制したい
- マンムーに抜群な連続技を覚えるナットレイへの4倍弱点
- やっぱり邪魔なハッサムへの打点(倒せなくてもマンムーに何もできなくなる)
- ノオーを失っても水や電気をハメれるマンムーのバックアップがある点
- ウルガに対してギャラドスが基本選出で入る点
- 対面から削ることに何より意味があるノオーの得意とする役割が周りから求められている点
単にハッサムに強いから~ryみたいな単純な理由だけでなく、このピンポイントな技を入れる理由が6つも挙げられます。私自身めざ炎ユキノオーの単体性能の落としっぷりをかなりディスっていたのですが、このパーティは全てにおいてめざ炎ユキノオーのためにあるパーティといっても過言ではありません。申し訳なかったです。
しかも、めざ炎ユキノオーに求められるあらゆる性能を満たしきったギリギリの美しい配分もヤバいくらい熱い。なのに実際は育て直しがめんどくさくてもう少しBが高くてDが脆いノオー使っていたのは内緒
3-2. ギャラドス君、どこで飛行技をなんて・・・
ギャラドス「ガキの頃、ハワイで親父に習ったのさ!」
配分:まさかのHBぶっぱ腕白(過去の遺産)
基本選出はノオーギャラマンムーです。○ナン実況スレでおなじみの通称ハワ親は置いといて、マンムーにとって勝利を確実なものにする麻痺起点作りとして、選ばれたのはギャラドス。そもそもユキノオー+マンムーってだけで炎・格闘・鋼といろいろときつい、もちろん鋼もいないからドラゴンに隙を見せるわけにはいかない、ウルガもきつい、バンギもきつい。バンギがきついのはギャラもですが、やはり対炎鋼できる、ウルガに強い、格闘半減、そしてドラゴンに隙を見せない、それでいて電磁波できる、そんなポケモンはギャラドスくらいしかいません。しかし、ギャラドスには格闘打点技が普通ありません。そこで飛び跳ねるが入りました。
格闘への打点のためだけに入れた飛び跳ねるは威力と命中、そしてターン技ってところが難点です。しかし、飛び跳ねるでトリトドンに麻痺を入れてマンムーで起点にしたこともあるので、電気技に頼らない麻痺撒きという性能もあるようです。
反省点としては、Aが足らなくて、ローブを霰+火傷まで入れてるのに潰せないこと。ラティの流星とか耐える調整されたギャラドスをこいつしかもってないので仕方なくこうなりました。エッジ持ってそうなバシャに剣積まれた時、初めてHB全振りが生きるとみせかけて、雷パンチを仕込むというキラパを使っていたたけのこさん絶対許しませんよ(何。
加えてギャラドスは、飛び跳ねた時にむしろローブに引いて貰って麻痺を広げる、ローブに少しでも霰ダメージ入れたいなどを考慮すると、パワフルハーブに拘らなくてもいいかなと思います。
3-3. ウルガラティ潰しから解放されたガブリアスの活き活きとした姿!
配分:陽気:12-236-4-0-4-252
ギャラドスが基本選出であり、マンムーが2枚抜き性能ある以上、ガブリアスは舞ったウルガやラティを上からたたく必要がなくなり、ノオー+スカガブとかいうテンプレでぬるいありがち戦術から急変、とたんに受けにくいポケモンに変身します。
- バンギハッサムをボッコンボッコンにする
- ゴツメ持ち想定立ち回りに甘えて瞑想とか積むクレセリアを後悔させる破壊力
- ガッサのキノコの胞子に対して最もリスクを与える。
- ローブも耐えたところで霰サメ肌で殺す。
以上の理由から、鉢巻寝言所持ガブもこのパーティにとって必須の1匹です。
面白いのは、ノオー+ガブマンムーという選出。ガブの鉢巻逆鱗パワーで1匹持っていき、そのガブを死に出しから処理できるボルト、流星ラティ、ガチ耐久ポケをマンムーで起点にして2枚抜いて勝つ方程式が出来上がります。マンムーにとってちょっといやな臆病スイクン水ロトムシャンデラにも強い、ノオーを捨てた後に水を上からたたく係りとしても刺さる点など、いろいろとハマったと思います。
さて、ここまでは自分でもかなり完璧な4匹ですが、残り2体はちょっと怪しいので変更の余地があります。
3-4 みがわり系には電磁三日月クレセやろ
配分:種族値の暴力配分
一見消耗しやすいガブやマンムーやノオーと相性いいように見えて、鉢巻ガブの対面ぶっぱ性能・ノオーマンムーとの攻撃範囲の被り・ローブを受けても基本選出とともにバンギに弱くなる、ハッサムから引く型では話にならないなど、いろんな面であまりかみ合っていない気がします。
ただ、パル+格闘を流すことができるのはこの子だけだし、受け性能だけならノオーマンムーギャラガブの補完としてぴったりなので、型を変えてみると面白いかもしれません。それに、上の4匹が弱点突かれるとあっけなく死ぬ一方、こちらは半端な役割破壊で死なないあたり、多属性攻撃が弱点であることの補強にもなってるんですよね。例えばゴウカザルとか雷なんとかバシャーモとか。
3-5 トップメタのウルガへのもう一つの駒、晴れ・ユキトドにはまかせるお。なんといってもノオードランクレセドラン(流行りのコンビは嫌いかね?)
配分:H195,S最速,残りC?
見出しにあるように、うわべだけの流行に流されて入れましたが、このパーティは受けまわす感じでも定数で攻める感じでもないので、ちょっと微妙でした。でも、微妙と感じたのは採用した後に晴れやユキトドに出会ってないからかもしれません。それに、やはり単体性能は高いと思います。
4.まとめ
以上より、かなり底力のあるコンセプトですが、残り2匹のクレセドランの型・あるいはポケモン自体は変更の余地があります。それと、ギャラドスのもっといい配分を考えましょう。
ちなみに断言しますが、かなりすべてのパーツをギリギリでフルに役立てていた前4匹の型を変えたら確実に勝率落ちると思われます。ここだけは、悪いこと言わないからパクったほうがええで(
記事にならない対戦中の小ネタ:
ライコウ「これ、マンムーで抜けますね。」
あにぜっと「カテーリンちゃんなら抜けますよ・・・」
ところでこのマンムーがキラる予定の毒まもみが残飯ドランはいつになったら流行るんですか!!!!!!!!