ビール番長の上海ビール記録;シーズン1(2013~2017)

2013年~2017年の間、上海で過ごした筆者ことビール番長によるビール好きのためのビール記録(シーズン1)です。

雲南省.麗江で飲んだビールたち/その2 [中国ビール]

2016-09-06 | FOREIGN BEER
麗江で飲んだビール、続きです。その1を未読の方はこちらからどうぞ。

旅行二日目に訪れた、麗江の白沙という古街。
ここ白沙は古い街並みのイメージがまだ色濃く残っていて、ノスタルジックな雰囲気が楽しめました。すっかり観光地化されてしまっている古城(旧市街)や、宿泊先のホテルがある束河古鎮に比べて人も少なく、静かでとてもいい感じでした。それでもきっと随分と近代化(観光地化)されたのだとは思いますが。

で、この白沙には昼食のためにこのお店に立ち寄ったのですが、なんとここに・・・・



自酿啤酒/クラフトビール(自家製ビール)があるのです。驚きました。


まさか、こんなお店の中に醸造タンクがあるとは。

「黄色」と「黒色」があるよ。とのことなので、おそらく、ピルスナーとドゥンケルかな?と考えて。まずは「黄色」

え。何この中途半端な量。ほとんど泡なんだけど。

日本語を話せるガイドさんを通じて、「泡ばっかりだから、泡を減らしてビールもっと注いでね、次は黒色よろしく」
と頼んでみたが、

また。。。なんでこんなに少ないの。。。

食事の途中、お店のおばちゃんが、「もう一杯飲む?」という感じに何か聞いてきたけど、やっぱり高地影響のためか酔いがまわりやすいのでこれ以上飲むのは止めておくことに。

・・・食後、ガイドさんが「ビール、美味しくなかったですか?」と聞いてきた。
「いや、美味しかったですよ。」
「だったら一杯しっかり飲めばよかったのに」
「え、なに?・・・あ?もしかしてあれって試飲だったの?」
「そうですよ。」

なんだ。妙に少ないと思ったのはそういうことか。試飲だなんて一言も聞いてないし。。。まぁでもあの勢いでジョッキ1杯飲んでいたら、その後ぐるぐるに酔ってしまっていただろうから、正解だったけどね。

慣れない高地で昼間から飲むのは止めた方がいいなと、この旅行で学びました。

さて、肝心なビールの味ですが、ピルスナー(と思われる)方はモルトとホップのバランスが良くて飲みやすい1杯でした。
ドゥンケル(と思われる)方は、黒色と言うには色が薄く、焙煎麦芽の香ばしさなどはあまり感じられませんでした。
そもそも、サーブしてくれたおばちゃんがブリューマスターとは思えないので、本当に黒ビールを注いでくれたのかどうかも定かではありません。。。

あと、あまり冷えてません。(笑)
私はもう中国での常温ビールには慣れっこなので、問題ありませんが、キンキンに冷えたビールを求めてこれを飲むと、肩すかしをくらうかもね。

~~~お店情報~~~

麗江白沙クラフトビールレストラン(笑);

店名;白沙印象
住所;不明 (麗江市白沙古鎮内)メインの通りは1本しかないので、その通りに面しており、苦労せずに探せる。
言語;中国語、納西語(?)、他の言語は不明。
看板にはHome Brewed-Beerなんて書いてありますから、夜になると英語が話せる店員が居るのかもしれません。

~~~

麗江ってこんなところ、その2

納西族の霊峰 玉龍雪山(連峰)

1年の2/3は雲がかかっていて、ナカナカ全景を拝むことができないそうです。

白沙古鎮

ノスタルジック。野菜売りのおばあちゃん達がとてもいい雰囲気です。

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