ビール番長の上海ビール記録;シーズン1(2013~2017)

2013年~2017年の間、上海で過ごした筆者ことビール番長によるビール好きのためのビール記録(シーズン1)です。

雲南省.麗江で飲んだビールたち/その1 [中国ビール]

2016-09-05 | FOREIGN BEER
現地より速報でお伝えした通り、先日夏休みを利用して中国南西部の雲南省に旅行に行ってきました。
中国国内を旅する時、その地方にしかないビールを探して飲むことが楽しみの一つです。
(味はもう期待していませんので、外見重視です。)

まずは麗江(丽江/Li4Jiang1/リージャン)、長くなったので2回に分けます。

麗江古城(旧市街)内のレストランで飲んだ・・・

大理ビール


V6...何がV6なのでしょうか。よくわかりません。


アルコール度≧2.5%,原麦汁濃度=8°P。やっぱりうっすーーい。。。

~~~続いて~~~

宿泊先である、束河古鎮のホテルで飲んだ・・・

シャングリラビールの




FAT DOLMA/胖卓玛[王ヘンに馬](pang4zhuo2ma3)
卓玛とは、チベットの女神さまだそうです。


瓶内熟成のWHEATというところでしょうか。

ホップは控えめながらモルトがいい香りです。まろやかでベルジャンホワイトのようなビールです。美味しい~~
けれど。。。。
少し飲み進めると。。。すごく酔ってしまいます。。。え、これ何パーセント?


8.2%!! やられました。
標高が高いからでしょうか、いつもよりもすごく酔う気がします。ふらふらします。頭も痛いです。

ちなみに、シャングリラビールはこれで5種類目。

その2に続きます。

~~~

麗江ってこんなところ。


麗江古城の古い街並みを見下ろす高台より。瓦屋根が立ち並ぶ姿がとても美しい。


ワイド画像でどうぞ


古城の中でお仕事をしている、納西族のおばちゃんたち。

こういう服装を「民俗衣装」と言うけれど、彼らにとっては普段着のようです。「民族衣装」と聞くと、特別な時にしか着ないようなものに思えてしまうけれどね。このあと訪れたシャングリラのチベット族の人たちも、独自の服装で畑仕事をしていました。「民族衣装」という言葉を使うのがしっくりこないんです。昔の日本人が全員和服を着ていたわけですが、それを「江戸時代はみんな民族衣装を着ていた」と言われたら、なんだか違和感を覚えるんです。

~~~

以下長文

街の標高は2400m。普通に階段を登るだけで息が切れます。じっとしていても軽い頭痛がします。脳が酸欠なんでしょうね。
私には登山の趣味は無いので、「高山病」のことは詳しくは無いですが、なぜ「高地で酒を飲むと酔いやすいのか?」について、少し考えてみました。あくまでも個人的見解です。

★高山病の症状
頭痛の原因推定1;脳内の圧力が大気圧より高い→脳内血管の圧迫→頭痛
頭痛の原因推定2;大気の酸素分圧が低い→血中酸素濃度が低い→脳に運ばれる酸素が少ない→頭痛
ふらふらする原因;脳内の酸素不足

★酒酔いの症状
アルコール影響;血中アルコール濃度が高くなる→脳や神経のマヒ症状→ふらふら、ふわふわ、目が回る
アルデヒド影響;アルコールが分解されアルデヒドが増加→顔の紅潮や吐き気の症状、二日酔いの症状

★ポイント
・アルコール影響は、個人差がないと言われている。
・酒に強い人、弱い人の差は、アルデヒド影響によると言われている。(アルデヒド分解酵素に個人差が大きい)
・酒酔い症状と血中酸素濃度(低酸素症)とは直接因果関係がないように思える。

★仮説
・アルコールを摂取する→血流が良くなる→「脳以外」に回る血液量が多くなる。
・高地で血中酸素濃度が低いのに、脳に供給される血液量が減り、さらに脳が酸素不足になる。
・平地で飲むよりも、ふらふらし、頭痛になりやすい。

という感じかな~~~?


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