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ラジオへのリクエストが楽しみです。

再び 大野勝彦さんの 両手への讃歌

2021-07-15 17:25:46 | 
○○さん
定年後の新たな職場は、
また いろんな人がいて と
思っていた。

何となく 両手をなくした大野勝彦さんの
本を読みたくなった。

両手をトラクターの清掃中に挟まれて
切断した。
肘で 文字を書いた
シャツを着た 嬉しかった。

全てをなくした自分が、再度できるようになった
幸せは 自分が感じるもの

幸せの条件に 5体満足 
健康で 経済的に恵まれ
家族そろって明るく暮らすことと思っていた

中途半端な生き方が出来なくなった
1日1日がとても 貴重になった
私の両腕は 月日がたてば 生えては来ない

以前は泣いたことがない。
今は 人の涙に気持ちがゆらぐ

人の目線を気にしながら ものめずらはさ
と同情の目で見られる

命があることに 一人で乾杯しよう
人は 必ず誰もが死ぬ
苦しみが薄れた

手のある人と 手作業の競争をすることはない
いつか 私に幸せを下さった方に祈ろう
鬼が 手を持って行った
俺は 別の手を見つけよう
両手を持っていかれた
全部持っているのに 有難さを気づかない人は可哀想

自分の目は 外を見ている
自分を見ていない
鏡で自分姿を見た 恐ろしい
人が見た自分姿の苦しみから逃れる対策は
気にしないことだ

裏切らないようしよう
5歳の子の片手が なかった

義手でペンを持った ペンを落とす
義手でハサミを使った
免許を取った
両手を亡くして7か月後に車に乗れた
驚きと喜びの声

230日ぶりに家に帰った
みんなが食卓に揃うようになった

何もできないと嘆いても あわれみの目があるだけ
ケガをする前は 機械的に 忙しく働いた

1日に1つだけ できることを見つける
歯と一緒に ハートも磨こう

妻が 毎日 病院に来てくれた
ありがたい 家族である
同室の2人は 楽しい20代だった
命がある幸せを感じている

腕がないので、えさが付けられない
頼めばいいのだが 自分でしたい思い
続けた。何とか時間はかかったが付けた
そして 魚が釣れた。

心配をしてくれた人に見せようと
クロを何とか釣って 俺は何でも出来ると。

この本を読むと 今の悩みが
客観的に 第三者として見えてくる。

大したことでなく、命を取られることではない。
他の人は いい人がいる。
余り そのことに考えないことだろう。
なかなか 他人は考えを変えることはできないものだと。

ラジオネイム
リクエスト曲は 斉藤和義 の カーラジオ

コメント
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