パリは遠くになっちゃって

忘備録的ですがレアな情報も時々。

鳩の街にあるカフェー建築

2017-05-11 17:06:07 | 国内各地
みなさん
こんにちは

鳩の街にのこるカフェ建築





この2つの建物が鳩の街のカフェー建築の代表格



こちらは現在、会計事務所


街の歴史

東向島1丁目あたりは戦火を逃れました
そしてそこには焼け出された玉の井の業者が何件かこの街で営業



終戦後、米兵の慰安施設となる



米兵、性病にかかる



米兵、出入り禁止w
いわゆるoff limit


日本人相手の特殊飲食店街となる
特殊飲食店街とは赤線と呼ばれ、半ば公認で売春が行われていた地域
これに対して、非公認なのが、青線と呼ばれていたそうです

私は、ソープがある場所が赤線、ハモニカ横丁みたいな飲み屋街が青線だと思っていたのでw
あ〜ら、びっくり‼️
青線に関しては、なんか違うかもと思う気持ちも多少ありましたが。


昭和33年に売春防止法が施行され、住宅街となる


と言うのがこの街の流れです

特殊飲食店と言うのは、昭和21年にGHQの公娼廃止指令から33年の売防法までの間、娼婦のお姉さんを置いても良かったお店の事だそうです

そして、警察は間違えて普通の店や民家にに客が入らないように

1階は洋式の建物にし、
円柱を建てる、もしくは角を丸くRにする。
豆タイルをはり、そうとわかるようにしなさいと。





そして、呼び込みのため2階にはベランダ

それがカフェー建築と呼ばれています

知らなかったわ
知らなくても良かったって言うか?

でも、現存する建物があり、年々撤去されてると聞けば、見ておきましょうと行ってしまいましたが、なんかズンと心に重く



丸い柱に数年前までは豆タイルが貼ってあったようですが、いまは塗り込められています



でも残っているタイルもある、今はアパート



こう言う不思議な玄関の建物も待合と呼ばれた旅館だったような?
みんな商店街にはありません
商店街に沿って走る裏道、表は商店、うらはカフェーや旅館、と言った造り
裏道は右側の細い道になります

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