今日も立入禁止区域を縦横無尽に駆け抜けるうさぎ・・・ラビフィー。(爆)
日本舞踊

『春の会』に嵯峨乃流のお弟子さんが出演するから、家元(しゃちょう)の
裏方(補佐&その他お手伝い)をするためにやってきたんだ。
かつて知ったる浅草公会堂(くすっ)・・・楽屋口にタクシーを乗りつけ宗家
(しゃちょうはは)と共に楽屋入り。。。
このところチョットご無沙汰だけど、以前は毎年この浅草公会堂で舞台の
オシゴトがあったから表は当然、迷路のような裏だって熟知している
ラビフィーさっ。
へへっ♪

今日は舞台に程近い、VIP待遇の個室部屋だよ。
でも、会主のお隣とは・・・チョット ドキドキ。
会場前の

わずかな時間に、立ち稽古が始まっていた。
舞台袖を抜け

お弟子さんの様子を見に行くよ。
衣装に着替え本番ぎりぎりの時間を見計らって
かつらは

つけられる。
お化粧が

キレイなうちに写真撮影。
引きぬきなどで衣装が変わっちゃうときは、舞台が終わってからも撮る
ことがあるんだよ。
嵯峨乃の会にもお手伝い頂いている超ベテランキヨフジさんによって
数ポーズがちゃっちゃと撮られそのまま舞台袖へと待機だよ。
いつもならラビフィーは、緊急事態に備えて舞台袖で待機するんだけどね
今日は主催者側からお付の方をつけてくださったので宗家のフォローに
回ったから客席から舞台を観ることができたんだ。
長唄『手習子』

花道からの登場...家元が旭扇だった頃の舞台『独楽』を思い出し懐かし~
なんて言っている場合ではない。。。
でも落ち着いた優雅な舞で、本舞台へ・・・
引きぬき

もあって、後見さんの介添えもスムーズ、、とっても良い舞台だった。
松竹衣装さんの舞台衣装は厚手でしっかりしているから、重かったらしい。
しかも引きぬきをするから重ね着だったし、かつらだって相当な重さ。。。
それを身にまとって踊るのは本当に大変なことなんだよね。
だけど、あの独特な間合いの中で舞う日本舞踊の素晴らしさは舞台に
立つと実感できるよ。
そして・・・たとえお稽古事の舞台でも、やり直しがきかないのが舞台。
何十回何百回お稽古しても、この1回に悔いを残すようなことがあったら
無駄ではないけど苦い経験が残っちゃう。。。
そんな舞台に立つ大変さを知っているからこそ、裏方は存在して支え
助けることができるんだ。
ラビフィーもそんな自負を持って、家業の裏方シゴトをしている。
ミッション

終了・・・お疲れさまでした家元(しゃちょう)。
大成功の舞台の裏で・・・
「自分が踊ったほうが、はるかに気が楽だった、、、」(しゃちょう談)
いつもながら教えるというシゴトも大変なんだね~、しゃちょう。(くすっ)