ラビフィーのブログ

旭工房オリジナルキャラクター・うさぎの「ラビフィー」がいろんな情報を発信!

切ない思い

2006-08-23 22:24:04 | 植物・自然・環境・社会
昨日の夜、鍋ごとかめりんが居なくなっていた。
でもその前のこともあったから、迂闊には喜べない。
今朝管理人さんの顔を見た瞬間、ラビフィーは聞いた。
かめりんはお家に帰れたの?
すると管理人さんは、川に置いてきたと言う。
えっ!ど~して?

話は最初に戻された。
かめりんはビニール袋に入って捨てられたらしい。
それを誰かが勘違いして、このマンションのカメと思い飼い主探しが
始まった。
鍋から居なくなった晩は、翌朝2階の外階段を登ったテナント前で
発見され誰かの悪戯によるものだった。
この数日住人全部に聞いた結果、どこの家のコでもないことが発覚。
困った管理人さんは近所の川に・・・ということらしい。

一昨日の夜、ラビフィーはしゃちょうにお願いしたんだ。
このまま、かめりんがひとりぼっちだったらラビフィーが面倒みたいなあ。
そしたらしゃちょうは言ったよ。
あんなに大きなカメだからとっても大きな水槽が必要になる、普通の
お家じゃあ飼えないと思うよ。
ショックだった、でもしゃちょうの言う事は正しい。
狭い水槽に飼われたって、かめりんはちっとも幸せじゃあないよね。
じゃあどうしたらかめりんは幸せになれるかなあ。
迷子だったら、勿論飼い主が迎えに来て今まで通りの生活。
だけどそうでなかったら?う~ん、、、そうだ!法華経寺に池がある。
あそこにはいっぱいカメがいるね、お寺にお願いに行こうかな。

昨日の朝、管理人さんに言えば良かった。
そうすれば川に置いてきぼりってことはされなかったよね。
ラビフィーは悲しかった。
あんなに大きく立派に育った かめりんを捨てちゃうヒト。
確かに管理の立場としては困るだろうが、川に置いてきちゃう行為。

ニンゲンは勝手だ。
自然体系を変え環境を破壊し、イキモノの命を軽んじている。
かめりんだって生まれたからには幸せな一生を送る権利があるはず。
もし別のヒトに飼われてたら、かめりんは捨てられることなく過ごせた
かもしれないんだよ。
自然の中で大きくなったなら未だしも、ニンゲンの手で大きくなった
かめりんにこれから生きていく知恵は授けられているのだろうか。
今となっては、野良カメになってしまったかめりんの幸せを願い祈る
ことしかできない。
出会いは残酷なときもあるんだ。。。