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私の感じたこと

リロケーションを専業とするラビットホームズの岩崎和夫といいます。
私が日々感じたことなどを素直に本音で書き留めます。

国土交通省のチャレンジ

2006年05月13日 | 仕事に関すること
国土交通省が今年の3月から『測位・地理情報システム』 GIS(Geographic Information Systems)の運用を始め、4月27日からはこのGISを使った土地取引価格情報の公開に踏み切っています。
今まで土地取引をした際に、税務署からお尋ねが来た経験をお持ちの方も多いと思いますが、税務署のみならず国土交通省の土地鑑定委員会では、実際の取引を行った人達にアンケートを行い、いくらで取引したかのデータを集めています。
つい先日もあるお客さんから、「アンケートに正直に答えても大丈夫でしょうか?」という問い合わせがあったばかりです。
今回は平成17年の第3・4四半期(平成17年7月~12月)に取引された17,609件を公開しています。

これは公示価格や基準地価と違って実際に取引された生のデータですので実勢価格そのものです。
データが貯まってきたら非常に正確な価格設定が可能となります。

アメリカでは不動産価格の評価システム「Zillow.com」が誕生してから不動産業界が騒がしくなっていますが、アメリカよりも日本の方がシステム的には進んでいるかもしれませんね。

そしてこのサイトは測位・地理情報システム GIS(Geographic Information Systems)を使って表示され、ビジュアル的にもみやすくなっています。
国土交通省では「オルソ化空中写真ダウンロードシステム(試作版)」「国土情報ウェブマッピングシステム(試作版)」などグーグルマップスやグーグルアースと非常によく似たような地図と航空写真を組み合わせた検索システムのベータ版も公開しています。
民間企業ではなく国土交通省がこのような取り組みをしていることは非常に興味深いことです。

現時点ではグーグルの方が解りやすいし見やすいですけど・・・

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