先日、街に出かける用事があり、大通公園近辺を少し散策しました。
近間で間に合わせと、17丁目あたりから11丁目あたりまでです。
札幌市資料館、いわば昔の裁判所ですね。
石山軟石づくりの重厚な建築物です。
いつ見ても格好いいですね。
近代的な建築物もいいですが、やはりこの手の建物を目にする重厚感が違いますね。
札幌市資料館の前の通りは、姉妹都市ミュウヘンに因んだ作りになっています。
まわりはバラで囲まれています。
高い竿のような物がありますが、これもミュウヘンに因んだ物のようです。
10丁目あたりに、ホーレンス・ケプロン像と黒田清隆の像が並んで建っています。
ご存じかと思いますが、ホーレンス・ケプロンは北海道開拓の指導者、黒田清隆は士族雇用のための屯田兵政策行った人ですね。
明治2年の北海道命名から、おおよそ150年ほどしか経っていませんが、当時からすると北海道も大きく変わったのでしょう。
たかだか150年の歴史の中で、鉄路を中心とした交通で大きく発展した時代は過ぎ、過疎化と産業の停滞にあえぐいまに、歴史の浅さを感じつつなんとも皮肉にみえます。
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