いまいち元気がないのが心配ですが、シロ(琉金)の腹水症状は今日も少し回復していました。
浮かび気味だったオランちゃん(オランダシシガシラ)もかなりいい感じです。
比較的おだやかな一日でしたので、久しぶりに金魚のエサについて書いてみます。
今日は“粒の大きさ”についてです。
主に配合エサについての話になりますが、金魚のエサにはいろんな粒の大きさがあります。
大粒から小粒、さらには顆粒状、そしてパウダー状・・・
ぼくはいろんな種類のエサを使ってみるのが好きです。
エサをあげようとする度に、『今度はどれをあげようかな?』、『この子には何をあげようかな?』などと考えるのも楽しみのひとつになっています。
そんなぼくの金魚のエサの粒の大きさについてのささやかなこだわりをご紹介します。
まず1つめ
これはすごく当たり前なんですけど・・・
『小さい金魚は大粒のエサをあんまり食べられない』
『小さい金魚にあんまり食べさせたくないときは大きめの粒のエサをあげる』
『小さい金魚にもたっぷり食べさせたいときは小さめの粒のエサをあげる』
ということです。
うちの“小さい金魚”というのはメガネくん(メノウ蝶尾)のことです。
最近はないのですが、メガネくんは食べ過ぎると浮かびます。
なので、休日などでエサやりの回数が増えるときには、かわいそうですがメガネくんにあんまり食べてもらいたくないことがあります。
そんなときには、わざと大きめの粒のエサ(たとえば、メディゴールド)をあげたりしています。
逆に、メガネくんにもたっぷり食べてもらいたいときには、小粒のエサ(メディスーパーゴールドなど)や顆粒状のエサ(咲ひかり金魚の稚魚用やメダカのエサなど)をあげることが多いです。
次に、2つめ
これはくだらないんですけど、ぼくにとっては最重要です。
『おんなじ量のエサならば、大粒のエサよりも小粒のエサの方が食べるのに時間がかかる』
『小さめの粒のエサをあげた方が、エサを食べる金魚のかわいらしい姿を長く楽しむことができる』
ということです。
実際、ぼくが大きめの粒のエサをあげるのは、“今からすぐ外出するから、金魚がエサを食べる姿を見る暇がない”というときにほぼ限定されています。
小粒のエサ(テトラゴールドとかメディスーパーゴールドとか咲ひかり金魚とか)を使うのは出勤前のバタバタした時間が多いです。
そして、たっぷり時間があるときには、なるべく顆粒状のエサを選びます。
これなら、同じ分量(同じカロリー)でも、金魚はちょっとずつしか食べられません。
こちらは、その姿をたっぷり楽しむことができるわけです。
最後に3つめ
これはもっとばかばかしいんですけど、ぼくにとっては結構役立っているテクニック(?)です。
『小粒のエサならば少しの量でもそれなりに食べたような錯覚を金魚がしてくれるような気がする』
さあ、どうでしょう?
例えば、腹を空かせている金魚にメディスーパーゴールドを1粒食べさせても金魚は喜んでくれないような気がします。
でも、同じ分量の顆粒状のエサならば、食べるのに時間がかかるし、粒の数も段違いに多いし、なんだか金魚にとって“食った感”があるような気がしませんか?
これがパウダー状のエサ(赤ちゃん用フード)ならば、もっともっと“食った感”がありそうな気がしませんか?
ぼくはこの錯覚(?)をよく利用しています。
うち(のヒーター入りの水槽)では、20:30消灯、19:00ラストオーダーにしているのですが、帰宅がこれに間に合わないことが当然あります。
例えば、19:30に帰宅した時でも、とりあえず金魚の様子をじっくり眺めます。
すると金魚が寄ってきます。
明らかにエサをもらえるものと期待しているわけです。
その期待を裏切るのは、ぼくと金魚の信頼関係を維持していくうえで決して良くないことのような気がします。
かといって、あんまり遅い時間にエサを与えるのも金魚の健康のためには良くなさそうです(根拠はよくわかんないんですが)。
そんなとき、ぼくは、ほんのちょっとのメダカのエサを水槽に落としいれます。
メダカのエサはほんの少しでもすぐに水面に広がっていきます。
それに群がる金魚の様子に『うちの飼い主はちゃんとエサをくれた!』という満足感や信頼感を感じるような気がするのです。
さらに、帰宅が20:00過ぎだったりしたときは、もうひと工夫必要です。
消灯まで30分を切ってくると、さすがにあんまりエサは与えたくありません。
でも、金魚との信頼関係も大事です。
そんなときは、“赤ちゃん用フード”の出番です。
テーブルコショウの容器に移し替えられた“赤ちゃん用フード”を水槽の上で2~3回振ってみます。
ほんの少ししか出ないのですが、パウダー状のエサは広い範囲にすぐに広がります。
もはや、エサというよりも“エサの風味がする水”みたいなものかもしれませんが、金魚はちゃんと喜んでくれます(どうも嗜好性が高いようです)。
腹の足しになぞなるはずもない分量ですが、金魚はきっと“それなりに食った感”を感じてくれているような気がします。
錯覚しているのが金魚なのか自分なのかよくわかりませんが楽しいですよ。

・・・赤ちゃん用フード! さらさらです
【メイン水槽のお世話・・・水量100ℓのプランターで8匹が生活中】
水換10リットル

【キイロ・きんいろのお世話・・・水量20ℓのプランターでちびっ子が生活中】
水換5リットル
【シロのお世話・・・水量20ℓのプランターで松かさ病治療中】
水換5リットル(0.5%食塩水)
※腹水症状また少し回復(145%→140%)
※でも元気がありません・・・
【ハゴロモ・丹頂・シューキンのお世話・・・水量45ℓのプランターで屋外静養中】
水換10リットル(0.5%食塩水)