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お風呂はやっぱりイイ!

2006年04月03日 | saigai
1ヶ月ぶりに休みが取れたので、ローカルな温泉施設に家族と親戚合わせて10数名で片道15分の日帰り温泉ツアーに行って来ました。
行き先は中越地震・震度7の町、えちご川口町の『和楽美(わらび)の湯』。地震後初めて行ってみました。地震の時は湯船のお湯が天井まで持ち上がったと言われています。地震後、増築工事などして昨年再開された日帰り温泉施設ですが、温水プール(ウォータースライダー、造波プールな温泉施設にしては結構気合入ってます)やフィットネスルームなどもあり平日の今日もかなりの賑わいでした。
ところで今日、日テレで『アースクエイク・東京大震災』なんてドラマやってましたが、中越地震の時、地震発生後最初に入浴出来たのは1週間後のことでした。市外に出れば地震発生後すぐでも温泉施設等で入浴出来たと思いますが、私にはその様な時間がなかったので自衛隊の仮設風呂が地震後最初に入ったお風呂でした。阪神大震災ではライフラインの復旧には数ヶ月かかったそうですからこれでも良しとしなければいけません。まだまだ車中泊でしたし、おさまらない余震、会社や家の片付け作業等で肉体的、精神的に疲労がピークに近い状態の中でのお風呂、その時の気持ち良さは今でも忘れられません。

それまでは緊張感もあったのか、1週間も風呂に入らなくても何とか生活出来ましたが(季節的に夜などはもう寒い時期でしたし)一度入ってしまうとそれからはやはり毎日入らないと気が済まなくなりました(贅沢ですね)
ちなみに、ウチの風呂に入れるようになったのは地震から半月以上たった頃でした。水道は一週間程で直りましたが、ガスの復旧が遅れたのが原因です。地震後に新築された家では結構オール電化住宅が増えたようですが、オール電化や灯油、プロパンのボイラーの家では早く風呂が使えた様です。(電気工事会社の友人に聞くとオール電化の家でも温水器が倒れたトコロなどは修理の遅れからやはりしばらく使えなかった様ですが・・・)
私の家の隣が自衛隊の支援基地の様になっていたので、仮設風呂までは歩いて1分という恵まれた環境でした。そのかわり朝の炊き出しの準備の野外炊具1号のものすごい音が4時頃から始まって毎日寝不足気味。それになぜか余震も早朝3時~4時頃にあって、余震と自衛隊の音が毎朝目覚まし時計代わりでした(苦笑)

本来災害派遣用ではなく部隊の後方支援用のその仮設風呂が全国に12しかなく、その殆どが中越地方に設置されたことを1年後連隊長さんとお話しする機会があり伺いました。自衛隊の方には本当にお世話になりました。
日本人にはやっぱりお風呂ですね!


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