お昼寝の途中で
ふと目を覚ました拍子に
しばらく遊んでいなかった、虎柄のボールが
Cocoさんの目に入ってしまいました。
眠りたい気持ちの一方で
遊びたくもなってしまったようで
よろよろとボールに近づいていきます。
今からこれで遊ぶのですか。
はい、どうぞ。
と、近くに置いてやると
しばらく眺めた後で
顔を「ぶんっ」と横に振り
鼻先に当たって転がっていくボールを
じっとみつめています。
自分で取りに行く元気がないなら
遠くにやらないでくださいね。
私が拾ってきて、
再び顔のそばに置いてやると
やはり、もう一度
ぶんっ!!
ころころころ・・・。
もう拾ってきてあげませんよ。
あなたが転がしたボールを
何度取りに行っても、
私はちっとも楽しくありませんからね。
しばらく待っても戻らないボールを
やがてCocoさんは、やむなく自分で拾いに行きます。
しかしそれでも
その場でごろごろしながら
遊びたい様子。
うーんうーん。
寝転がったままじゃ
うまく咥えられないねえ・・・。
あーあ。
けだるい・・・。
結局、遊ぶのをあきらめて
いつもの寝場所に戻ってきました。
目が覚めたらすぐにまた遊べるように
虎柄ボールは、ここに乗せておいてあげましょうね。
すると、ボールの存在に気づいたCocoさん。
やっぱり、もうちょっと遊ぼうか・・・と
逡巡し始めた様子。
どうする。
今、遊んでおくべきか。
或いは今は、寝るべきか。
うーむむむ。
どうする。
どうする。
ここはやはり・・・
・・・・・・寝るか。
すぅ・・・。
どうやら決心が
ついた模様です。
大事なボールを
顎の下に挟み込みながら
Cocoさんはいつものように
夕方まで眠りつづけたのでした。
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