四級猫       .      .

猫の目観察レポート、地球にて。(社会的地位、犬より下 ゴキブリよりは上)

今日のイチロー5打数1安打

2011年09月21日 | NEWS
11年連続200本安打まで、残り8試合、24安打(現在176安打)

MLB】急増する「カッター」がイチローを苦しめる最大の敵

今シーズン・・“投高打低”『ピッチャーの年』・・2000年から2009年までの10年間、メジャー全体の防御率は4.42でした・・2010年は4.07になり、2011年は4点台を切って3.93。どんどん下がっているのです・・その理由として挙げられるのが、カット・ファスト・ボール・・日本ではカットボール、アメリカでは通称“カッター”・・カッターといえば、ニューヨーク・ヤンキースの守護神、マリアノ・リベラ・・の専売特許でした・・カッターだけで史上ふたり目の通算600セーブを達成しました・・近年、メジャーではカッターを習得するようになったのです。

・・カッターの大流行により、苦しめられているバッター・・完全に“カッター地獄”にハマってしまったのが・・イチロー選手なのです。イチロー選手は今シーズン、ストレートやカーブなどの変化球は相変わらず良く打っています。しかし、カッターのようにバッターの手元で微妙に揺れるボールに対して、まったく打てなくなってしまったのです。

 2007年から2010年の4年間で、イチロー選手はカッターに対して打率.429という驚異的な数字を残していました。それが今年は、カッターに対しての打率が.176と、著しく低下しているのです・・今シーズン、イチロー選手がカッターに対して思うようにヒットを打てていない

・・過去を振り返ると、1970年代はスライダーが大流行したことで、ピート・ローズは打率3割を切り、シーズン200本安打を逃しました(1974年)

・・1980年代半ばになると、魔球SFF(スプリットフィンガード・ファストボール)が登場し、7年連続200本安打という当時の近代記録を更新していたウェイド・ボッグスが・・8年連続を阻まれました。

・・今はカッターの時代です・・もし今年、イチロー選手が200本安打を達成できなければ、カッターによって大記録が途絶えたといってもいいかもしれません

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