四級猫       .      .

猫の目観察レポート、地球にて。(社会的地位、犬より下 ゴキブリよりは上)

銀塩写真が長かった人への デジタル一眼を使うときの注意(フィルムカメラとの違い)

2012年01月28日 | 写真
① デジタル一眼は、とにかくブレやすい。
  1/500秒で写せば、フィルム一眼だとブレることはないが。1/1000、1/500秒でもブレてる時ある。
  デジタル一眼はシャッター切って、ミラーが下がった音を聞いたから写ったと思ってすぐ動くとブレてること多い。
  なぜかブレるので、シャッター切ったら、すぐ動かないで一呼吸置いてから動く癖をつける。
  動くもの撮影する時も、1/1000、1/500秒で、フィルムの時は止まったのに。
  デジタルではモデル撮影でも顔がブレてたりする。高速シャッターでもブレると思ったほうが良い。

② 夜間撮影で、撮影感度上げたから手持ち撮影で良いと思うと、大間違い。
  手持ち撮影では、拡大すると画像がブレていて、フィルム撮影の時よりもブレが目だつ。
  じつはフィルムカメラ以上に三脚必要
  三脚使うときは、絶対、手ぶれ補正はオフにする。
  手ぶれ補正オンで使うと、ミラーの振動でかえってブレる。
  できるなら、ミラーアップして撮影する。

③ レンズは、F22まで使えたりするし、フィルムカメラの時は、ピント合う範囲広くするため絞ること多かったが。
  デジ一では、F11以上に絞ってはいけない。レンズの解像力がはっきり落ちて見られなくなる。
  できれば、絞り開放から2絞り絞ったあたりからF8までで使う。
  どうしても絞る必要あるときは、せいぜいF13まで。F16だと使えない写真になる。
  フィルターは使ってはいけない。明らかにピント悪くなる。
  フィルム用レンズも周辺部がはっきりピント悪い。デジタル専用レンズを使ったほうが良い。

④ 露出は、適正露光の幅(ラチチュード)がすごく狭い。
  ポジフィルムそれもコダクロームを使った時のようなシビアな露出が必要。露出補正を多用する。
  スポットで露出測って、ハイライト測光で撮影などが必要になる。
  絶対に適当な露出で撮影して、後でフォトショップで加工すれば良いなどと考えてはいけない。
  撮影の場で適正な露出を決める。1/3EVの違いでも発色が違う。
  そのかわり、露出がバッチリ決まった時の発色のよさはすばらしい。

以上、今までフィルム撮影にこだわっていたが、コダックが倒産してフィルム供給に心配するようになり。いよいよデジタル一眼に切り替えるしかなくなったフィルム使いのベテランの人たちのために、フィルムとデジタルの違いについてアドバイスしてもらいました。

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