四級猫       .      .

猫の目観察レポート、地球にて。(社会的地位、犬より下 ゴキブリよりは上)

ベテルギウス爆発ま近か?

2011年08月10日 | 天上世界
ベテルギウス

オリオン座α星で、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンとで冬の大三角を形作る・・赤色超巨星・・5.8年周期変光星・・全天で9番目に明るい恒星・・640光年・・ベテルギウスを太陽系の中心に置いたとすると、火星軌道を大きく超え、木星軌道の近くまで達する・・

・・近年・・加速的に収縮・・2010年1月・・NASA・・ベテルギウスが変型している・・観測写真を公開・・ガス流出し表面温度が不均一・・恒星が不安定な状態にある・・形状は球形ではなく、大きな瘤状のものをもった形状・・ベテルギウスは(天文学的スケールで)地球周辺で、超新星爆発がいつ起きてもおかしくない赤色超巨星・・

・・超新星爆発・・地球・・影響が出ると言われていた・・過去の生物大量絶滅の一つに、ガンマ線バーストの直撃が原因
・・ガンマ線放出・・恒星の自転軸から2°の範囲で指向性があることがわかっている・・ハッブル宇宙望遠鏡でベテルギウスの自転方向の観測・・自転軸は地球から20°ずれており、ガンマ線バーストが直撃する心配はなくなった・・超新星爆発の明るさ・・-11等級を越える明るさ・・半月よりも明るく、昼でも点光源で輝く・・その後は中性子星またはブラックホールとなる・・

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2012年ベテルギウス大爆発か? 2つ目の太陽となる可能性も

冬のオリオン座、その肩に位置する赤い巨星ベテルギウス・・地球から640光年の彼方・・直径が太陽の1000倍・・オーストラリアの研究者によると、そのベテルギウスが、2012年に星の最後をむかえ超新星爆発し、地球にとって2つ目の太陽となる可能性があるというのだ・・

超新星爆発・・星が一生を終え、最後に大爆発を起こす天体現象・・ベテルギウスは現在急速に収縮中・・15年で大きさが15%縮んだ・・2010年・・NASAがベテルギウスの表面が変形している写真を公開・・爆発の前触れが各地で観測され・・いつ超新星爆発をしてもおかしくない状態・・もっとも、地球から見えるベテルギウスは640年前の姿なので、実際のベテルギウスはすでに爆発している可能性もあるという。

・・カーター博士によると「超新星爆発が起きたら、少なくとも2週間は2つの太陽が見られることとなり・・その間、夜はなくなるだろう」・・「・・もっと先のこととなるかもしれないが、2012年までに見られる可能性がある」というのだ。

2週間も夜がなくなってしまったら、一体どうなってしまうのだろうか? このような大規模な天体現象ともなれば、地球に及ぼす影響も計り知れないだろう。

一説によると、超新星爆発を起こした星から25光年の範囲内は、そのエネルギーで全てが焼き尽くされるという。例えば地球から8.6光年しか離れていないシリウスが超新星爆発を起こすと、地球上の生命は確実に滅亡すると言われている。カーター博士が言うには、「たとえベテルギウスの超新星爆発が夜空を明るくしたとしても、地球上に降り注ぐエネルギーの99%は無害で、人体や地球をそのまま通過していく」とのことだ。

博士は明るくなる以外の危険性はないとしている・・「地球滅亡に関わる危険がある」と指摘する科学者もいる・・有識者の間でも意見が分かれているようだ。問題の時期については、どれほど精密な天体望遠鏡や最先端のコンピュータを使っても、いつ爆発するのかを的確に予測することは不可能という。実際のところ、本当に2012年にベテルギウスが爆発するかどうかは、断言できないようである。

・・「必ず近い将来爆発する」という点では、科学者の間で意見が一致している・・ベテルギウスが大爆発を起こしたとすれば、世紀の天体ショーになることは間違いない・・オリオンの肩がなくなってしまうのは残念だが、見てみたい気もする。

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ベテルギウスの最期:超新星の兆候とその威力

どのような超新星・・ベテルギウスは水素をたっぷり含んだ赤色超巨星なので、II-P型の超新星を起こす。スペクトルに水素が目立ってて100日ほど一定の明るさを維持して輝く・・明るさはマイナス10.5等、満月(-12.5等)と同程度で輝くと推測・・100日を過ぎた後・・次第に明るさを減らし・・2年くらいで元の1等星程度に、その後は目立たない天体となる・・超新星残骸の明るさは・・30世紀の夜空で3等くらいの星雲として留まっている・・その頃には見かけの大きさが月の倍くらいまで拡散しているので肉眼での観測は難しいかもしれない・・

0~数秒
・・中心付近の圧力が重力を支えきれなくなって崩壊する・・星全体が「ドドドドド」みたいな光景が思い浮かぶが、ベテルギウスを直径1m の球とすると、中心部の赤血球より小さな領域が瞬時に分子サイズに潰れる現象・・(数千km→数十km:0.1秒)。重力崩壊と続く数秒の冷却過程で「ニュートリノ」と呼ばれる万物をすり抜ける粒子が大量発生してエネルギーの99%を持ち去る・・重力波の検出が期待される。重力波とニュートリノはほぼ同時に地球に到着・・人には知覚できない・・素粒子の突風が数秒ほどの間通り過ぎていく。スーパカミオカンデでは1000万イベントぐらいのシグナルが期待される・・

:2日後
大マゼラン星雲で発生したSN1987Aのときはニュートリノ観測から数時間だったが、ベテルギウスは半径がずっと大きいため爆発の影響が表面に伝わるまで数日必要・・衝撃波は外層を超高温に加熱しながら外へと広がっていく。衝撃波が表面に到達すると、星全体が青白く輝き始める・・大きさは直径木星軌道相当・・放出されるエネルギーは膨大だが、ほとんどは紫外線やX線として放出され、可視光での明るさは比較的小さい・・数日掛けて増光していく。

: 数十日後
・・爆発直後の火球は1日に数天文単位の速度で膨張・・巨大な光球が形成される。・・半透明のガス球の中心に、太陽のように 5000Kぐらいで輝く巨大な天体を100日ぐらいに渡って観測することになる。この過程がちょうど満月ぐらいの明るさになる。

: 数ヶ月~
衝撃波の熱が抜けたあとは残された熱源である各種放射性物質の半減期にしたがって暗くなっていく。膨張が進み、中心部の放射性物質が露出してくると、ガンマ線がジワジワと増大する。膨張する超新星残骸は星間ガスを押しのけながら種々の熱源で加熱され高温プラズマとなり、X線で輝いている。

衝撃波:
・・衝撃波が半径1光年に広がった段階(数十年後)では、まだ星間ガスによる減速を受けること無く自由膨張を続けている・・物質は衝撃波面にある程度集中する・・風速も光速の2%と太陽風の10倍程度・・星間ガスを薙ぎ払ったり、ヘリオスフィアを押し潰したり、ほんのちょっと惑星大気を削ったりする程度と考えられる・・150光年程度まで広がったあたりで音速を下回って消失する。


Betelgeuse Surface Video + Going Supernova


Betelgeuse's Size (ベテルギウスの大きさ)


ベテルギウスの質量放出の謎にせまる

2012年5月21日の朝、九州南部~関東で金環日食、全国で部分日食が見られます
卑弥呼が死んだ年247年(午後4時頃から徐々にかけ始め、そのまま日没となった)と248年、九州で2年続けて日食(古代人には不吉)が見られたので、卑弥呼(陽の巫女)の死亡と関係があると考える学者もいるそうだ(天岩戸神話)。

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「不便と感じていない、不便がある」気づいていない不便を探す(燕市アイデアキッチン道具の会社社長)NHK街かど情報室
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