撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

南海 萩ノ茶屋(2024.8.26) 2002F 普通 和歌山市行き

2024年09月01日 23時30分04秒 | 南海・泉北高速
8/26に南海本線 萩ノ茶屋駅で南海線の2000系を撮りました。
1枚目は、萩ノ茶屋駅を通過するモハ2152の普通 和歌山市行きです。
南海線に転属した2000系の先頭車前面の助手側窓ガラスには、2扉車の大型ステッカーが貼り付けられています。



2枚目は後追いですが、天下茶屋駅に向かうモハ2002です。



高野線で活躍していた在来のズームカーで先に紹介した21000系、22000系、2200系の置き換え用、輸送力増強用として1990~97年に2000系の4両編成×9編成、2両編成×14編成の64両が登場しています。
山岳区間で運用されるために軽量ステンレス構造の17m級2扉の車体ですが、南海では初となるVVVFインバータ制御が採用されています。
難波駅~ 極楽橋駅間の全車自由席の臨時特急や、1995~2003年には平日朝ラッシュ時の急行での10両編成にも就くなど活躍しました。
しかし、2005年のダイヤ改正で、全ての時間帯において橋本駅での大規模な系統分割が行われて、橋本駅折り返しの急行の大半は20m車に、橋本駅で接続する山岳区間の各駅停車も多くが2300系によるワンマン運転に変更されたことから、半数近い車両が余剰となって休車となりました。
その後、老朽化が進行していた7000系の置き換え目的で、2007年には4両編成×5編成、2両編成×2編成の24両が南海線に転属しました。
2017年のダイヤ改正で橋本駅以北での区間急行、各駅停車運用からは撤退するとともに快速急行、急行の運用も削減されて余剰車が発生しているようです。
2022年に2000系にワンマン改造を施工し、支線用の2200系を置き換える予定が発表され、高野線に残っていた2両編成×2編成が南海線に転属しています。
2002Fは2007年に南海線に転属し、南海線で運用されています。