撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

筑豊電鉄 黒崎工場(2018.8.13) 旧西鉄福岡市内線 2002B 留置車

2018年08月28日 22時20分23秒 | 路面電車
8/13に、筑豊電鉄 西黒崎電停から黒崎駅前電停に向かう車内から、黒崎工場に留置されている2002Bを撮りました。
先に投稿でも2000形の経歴を書きましたが、3両連接車は2001~2007の7編成が在籍していました。
1976年に西鉄福岡市内線の2両連接車1301形4編成と1201形1編成が譲渡され、2両連接車2001~2005として登場しました。
1977年には、北九州線の2両連接車1000形2編成、福岡市内線の2両連接車1001形の内、1両の車体が譲渡されて中間車に改造され、2001~2005は3両連接車になりました。
1980年には、北九州線1000形3編成が譲渡され、3両連接車2006、2007として増備されています。

2001~2005は竣工当初は前照灯が窓下1灯のままでした。
1980年の増備車から前照灯と尾灯が一体型のケースに収められて2灯化されて、1灯の車両も同じように改造されて現在のスタイルになっています。
長らく3両連接の収容力を生かし、ラッシュ時を中心に活躍しましたが、運用削減により2012年以降に引退する編成が増えました。
現在も稼働中は2003の1編成だけで、2002は黒崎工場内で休車中です。

この日も黒崎工場の最寄り電停の西黒崎電停に行ってみましたが、奥の引込線に留置されていて撮れそうになかったです。
しかし、西黒崎電停からの乗車し、後方の運転台の窓越しですが、何とか留置中の様子を撮ることができました。

写真は、黒崎工場に留置中の2002Bです。
窓越しなのと、目一杯ズームして撮っているため、写真としてはイマイチですが、貴重な光景を撮ることができたと思います。



今回の遠征では、旧西鉄の連接車が譲渡された広島電鉄3000形、熊本市電5000形、筑豊電鉄2000形を記録できて運が良かったです。