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つづれ日記

不定期更新です。日常の日記だったり、悩みだったりを綴ったりしています。内容は特に統一性はありません。

「自分なりのやり方」ってやつ。

2012-02-29 | MSW(医療相談員)日記
「先輩」っていうのは、仕事をする上での「目標の姿」みたいなもので。
その働きぶりには、働き始めて約1年の私では、どうしたって到底かなわないわけです。
でも、
「いつまでも下っ端ではいられない」、
「早くちゃんと働けるようにならなきゃいけない」という思いから、いつしか自分の中で、
「先輩」の姿は「目標」から「基準」、もしくは「基本」にすり替わりがちで。
つい、「先輩はコレが出来るんだから、私も出来るようにならなきゃいけない」と考えてしまいます。

たとえば、現在回復期を担当している先輩は、
患者さんの名前、顔はもちろん、傷病名、回復期に入院出来る期限、
担当看護師、担当リハビリスタッフ、介護保険の有無、なんかは、
関わり始めて間もない患者さんの事でも、早々にしっかり把握しています。
加えて、家族構成やら過去の生活歴やら今後の予定・目標まで、
ちゃっちゃと整理していき、しかも覚えているので、
書類を手にしていない状態で
唐突にスタッフから「○○さんのあの件どうなった?」と問われても
「あれは~なって~なので…」と即座に返すことが出来ます。
一方私は、とてもとても記憶力が乏しいので、何度も関わった患者の件でも、
初期段階の情報…関係スタッフの把握から、苦労しています。
だから、「こんなんじゃダメだ、早く覚えないといけないのに…」
と、必死になるんですが、そう簡単にできるようになるわけでもなく。
結果的に、どこに行くにも情報が散乱した書類の束を手放すことが出来ない状態;;


しかし、ふと、思ったのです。


「人波以下の記憶力しか持たない私が、先輩と同じやり方で仕事したところで、
 先輩と同じように仕事が出来るようになるわけがない」…と。

当たり前といえば、当たり前ですよ。
受験勉強だってそうだった。
「一度教科書を読めば内容を理解できる人」の勉強法を、
「何度も教科書を読まないと理解できない人」が真似ても、勉強が進むわけがないんです。
実際、自分なりのやり方で勉強をしてきて、国家試験に合格したんじゃないか。

気付いてしまえばこっちのもんです。
「自分なりのやり方」ってやつを、仕事の場面でも応用すればいい。
患者の情報を覚えられないなら、多少手間でも必要事項をまとめて手元に置けばいい。
宙で答えられなくても、ちょっと確認すれば情報を思い出せる環境を作ればいい。

そうじゃん。そういうことじゃん。
よっしゃなんか吹っ切れた。

明日は、午前中は回診、午後は患者宅訪問でほぼ1日がつぶれるけど…
やれるところで情報整理始めてみよう。
書類の処理とか全然進んでないけど、ま、考えてみよう。よし。ファイッ!

懺悔。

2012-02-21 | MSW(医療相談員)日記
どれほど自分は、考えが愚かで、独りよがりで、浅はかで、未熟なのか。
今日は、それを痛感した日でした。

例の、患者さんに会いに行ったのです。
先に担当看護師さんに「会いに行ってもいいか」と声をかけて行きました。
部屋を開けると、患者さんはいましたが、以前あった時よりも随分やつれていて、
最初、言葉に詰まりました。
そして、何か話しかけなければ、と思って近寄ったのですが、
顔を、そむけられてしまいました。
そのまま無言で立ち去るのもよくないかと、少しだけ言葉をかけて、立ち去りました。

余計な事をした、と、感じました。
私は、会ってはいけなかったのだと。
何もしなければよかったと、後悔しました。

…会った直後の頭の中は、せいぜいこの程度でした。

この後。
誰にも何も言わないままではよくないと、病棟師長に、自分が何をしたのか報告をしました。
「一度、相談してほしかった。チームで治療しているのだから、
 単独で動いてほしくは無かった」と、言われました。
本当に、私は余計なことをしたと、後悔しました。
こんな時…心がさざ波だっている時、直ぐに涙が出てしまうのは私の短所で。
師長の話を聞いた後、トイレで気持ちを落ち着かせてから事務所に戻ると、
相談員の先輩が待っていました。
師長から、連絡が行ったとのことでした。

先輩にも、自分が何をしたか、伝わって。
先輩からの一言目が「大丈夫?」だったので、
一度は閉まっていた涙腺が、またもや大解放してしまいました…。

先輩からは、下記のような話を聞きました。

「あの患者さんに対して、今まで○○(筆者)は在宅援助という形で関わってきた。
今、在宅が難しくなってしまった状況で、○○に会うことを、患者さんはどう思うか?」
「ターミナルの患者さんへの対応は、とても難しい。
 自分は以前、外に出たいという話をしていた患者さんに、外の写真を渡した。
 でもそれも、まずはチームの…師長さん方に相談した上で行った。
 その結果、患者さん家族からは笑顔をもらえたけれど、
 内心どう思われているかは定かではない。」
「話を聞くにしても、その役割を相談員がするという決まりは無い。
 一番親しいリハビリスタッフや、看護師がした方がいいこともある。
 『私がいます』と、表に出し過ぎない方がいいこともある。」
「大切なのは、患者さんは本当に『相談員』を求めているのか、ということ。
 例えば、ある患者さんが悩みを抱えているとして、看護師から介入を依頼されたとして、
 患者さんに話を聞きに行った場合。
 まず、『看護師からどのように相談員について聞いたか』を確認したり。
 患者さん方が『今は話したくない』というのであれば、何でも話して、と
 強く出ることがいいこととは、限らない。」
「必要とされるなら、介入したらいい。
 けれど必要とされないのであれば、無理に介入する必要はない。
 患者から呼ばれたり、名前があがったりした場合、介入を検討したらいい」

…こんな、感じで。
頭がいっぱいいっぱいで、ボロボロ泣きながら、メモを取る余裕もなく聞いていたから、
聞き洩らしたところがあるかもしれませんが…。
最後の、「必要とされないのなら、無理に介入しなくてもいい」という言葉は、
今までの私の価値観を変える言葉でした。

今まで、
「私はなんのためにここにいるのか」「相談員としてちゃんと動けているのか」
「もっと積極的に介入しなければならないのに、出来ない自分が情けない」
と、考えていました。
何が何でも、関わりを持たなければ、と。

そうではないと、それは違うと、気付かされました。
一通り話した中で、先輩からは
「迷った結果、行動に出たことは勇気があること。それは凄いと思う」
「何も出来てないなんてことはない。ちゃんと出来てる。私だって完璧じゃないし」
「これも貴重な経験だよ」
と、励ましの言葉ももらって。
とてもとても、有り難かったです…。



今回のことで、学んだこと。
①自分の存在を、客観的に見ることも必要。
 相手は、自分の存在をどのように捉えているか。
 今まで自分がどんな内容の介入の仕方をしてきたか整理して考えないと、
 正しい見方は出来ない。
②「チームで治療する」ということは、報告だけではなく、相談が大切。
 …「ほう・れん・そう」の「相談」がこんなに難しいとは、
 正直なところ、思っていなかったです…。
③相手が求めているのは、誰か?相談員が本当に適当な相手なのか?を考える。
 …過去8割の介入例では、相談員からの転院調整のみだったので、気付けなかったけど
 今後はそうではないから。
 ほんと、何度同じことを反省しなければいけないのか、という;;
④とにかく介入することが、ベストというわけではない。
 あえて距離を取ることが必要なことだってある。
 その距離感をつかむことは何年たっても難しいから、
 個人で考えるのではなく、相談することが大切。

…なんか…ここのところ、本当に同じ内容ばかり後悔してるし反省してるし。
成長しない…;;;




あ、「一日一学」、昨日と今日お休みしていましす。
頭の中が、それどころではなかったので。
明日からは再始動する予定ですので、またよろしくお願いしますっ

なんて、弱い...

2012-02-20 | MSW(医療相談員)日記
会いに行く、予定でした。
例のガン患者さんに。
会って、何か出来ることを、探すつもりでした。

そのつもりで病棟に上がって、まずは現状を知らなければとカルテを見に行って。
たまたま、カルテを記載しに来た看護師さんととはち合わせて。
カルテ記載が優先だろうと思い、カルテを看護師さんにゆだねて、
看護師さん(Ns)から情報収集してみようと思い、話をしてみました。
私「どんな状況ですか」
Ns「常にDNRの状態」
(『DNR』は、心肺蘇生等の蘇生処置をしないことを示します。)
私「何か、希望とか心配事とかは…」
Ns「もうそんなレベルじゃない。」
ここまで言われて、私は何も返せなくなりました。
「お前なんか出る幕じゃない」と、言われた気がして、言葉がでなくなって。

その後、Nsさんにカルテ記載を任せて、少ししてからカルテを見に行きました。
そこには、死を間近に控えた患者さんと家族の戦いの一部が、記されていました。
本当に本当に、ほんの一部だと思います。
でも、それを読んだだけで、私は泣きそうになってしまいました。

怖かった。
正直な気持ちは、それでした。
喧嘩したとか、そういうことが書かれているわけではなくて。
患者さんの苦悩とか、症状の辛さとか、家族の動きとか、
そういったことが、坦々と書かれていて。
何故か、関わることが、怖いと、感じてしまった。

それから。
患者さんに会おうと、個室の前まで行って。
閉ざされた扉を前に、何も出来ずに、引き返してしまいました。

自分は何のために存在しているのだろう。
関わる人への満足な連絡も出来ずにいる。



少し話は変わりますが、昨日、夜中に、目が覚めました。
自分がボロボロ泣きながら嗚咽する声で、目が覚めました。
直前まで、夢を見ていました。
例の患者さんに対して、自分は結局何もできないまま、
患者さんが、亡くなる夢でした。

…今思えば、「なんて夢を見ているんだ」と、怒られてしまいそうですね。

そんな風になりたくないから、なんとか、行動に移りたいと思います。
この気持ちが患者さんのためなのか、自分のためなのか…
多分、自分のため、という方が大きいのでしょう。
でも、ただ自分を守りたいのなら、何もしないのが一番楽で。

だから、少しくらいは、患者さんのためという気持ちがあると信じて。
明日こそは、何かアクションを起こしていきたいと思います。

まずは、会って、話を。

2012-02-19 | MSW(医療相談員)日記
昨日UPした患者さんの話です。

今後、どう接していくべきか、考えていました。
結局、何をすべきかは、分からないままです。

でも、だからこそ。
まずは、本人に会って、話をしてみようと思います。
もし本人が話せる状態でないのならば、スタッフに話を聞きに行こうと思います。

治療は医師がやります。ケアは看護師や医療スタッフがやります。
医療関係で、私ができることは、何一つありません。
ならば、何が出来るのか、何を求められているのか、あるいは何も求められていないのか、
本人の口から、もしくは周りのスタッフの口から、確かめることにしようと思います。
そのうえで、今後を考えていこうと思います。

「話を聞きに行くこと」自体、私にとっては一種の恐怖の対象であり、
とても大変なことなんですが…そこは、割り切らなければいけない、ですよね。




…ちなみに。
スタッフから話を聞く、という手段は、先輩からのアドバイスです。
言われて初めて、情報源としてのスタッフの存在を認識しました。
患者さんに関わっているのは、自分だけではないということを、
私はまだ、ちゃんとわかっていないようです。
今後はチーム医療を重視される回復期病棟に配属になるので、
ここのところ、今のうちに感覚をつかまないといけないんですけどね。
精進あるのみ、です。

患者さんのために出来ることって…。

2012-02-18 | MSW(医療相談員)日記
(まず謝罪から。
最近UPし始めた「一日一学」のカテゴリーを、「MSW日記」から変更するのを忘れたまま、
UPしてしまうことが多々あります。記事内容とカテゴリーが一致してなくてすみません;)

私が介入している患者さんの話です。
病名は、末期がん。転移あり。
他県の病院に入院していたんですが、地元に帰りたいという希望があり、
私の勤める病院への転院調整から介入してきました。

転院後は、何度か受診に立ち会ったり、入院中の様子を軽く確認したり、
在宅診療に向けた連絡調整を行っていました。

末期だということは知っていました。いつ状態が急変してもおかしくない、と聞いていました。
食欲が無かったり腹水がたまったり、きついところもあるようでした。
でも、院内ではわりと自力で歩けていたし、会話もしっかりできていたし、笑顔も見られたから、
いつの間にか、私の意識から「いつ亡くなるか分からない」ということが、薄れていました。
在宅に戻ってからは、余計に。

…そんななか、状態が悪化したということで、先日急遽入院することになりました。
その後、病棟でカンファレンスが行われたんですが、
相談員からはガン担当の先輩が参加し、私は不参加でした。
そして、先輩から、「余命があと僅か」だと、聞きました。

患者さんのために、何か出来ることは無いか、考えるようになりました。
でも、治療は医師が行うし、日々のケアは看護師が担当します。
相談員として、出来ることが、浮かばなくて。
先輩に聞いたら、「自分がしたいと思うことを」と言われました。

…自分は、何がしたいのか。
考えても、考えても、何も浮かばなくて。
今まで、必要最低限の関係しか持っていなかったから、
「私が何かしたところで、それは自己満足で終わるのではないか。迷惑ではないのか」
という不安がぬぐえなくて。
「私が何かしてもしなくても、あの人にとっては何にもならないのではないか。
 むしろ逆に、酷く傷つけてしまうことになるんじゃないか。」
そんなことばかりが頭の中をぐるぐる回って、
本当に考えなければいけない部分まで、思考が及んでくれなくて。
こんなことばかり考えて、動けないままに、全てが終わってしまいそうで。


どうしよう。
どうしたらいいだろう。
こうして悩んでいる間にも、時間は過ぎていくというのに。

今まで、あの患者さんのことを、本当には考えていなかった。
考えているつもりで、上っ面をなぞっているだけだったんだ。

薄っぺらい関係を保って、取り繕っている自分が、酷く、情けない。



馴染めない;;

2012-02-14 | MSW(医療相談員)日記
新しい病棟に関わるようになって1カ月…。
関わるといっても、まだ先輩の後ろについて回ったり、
時々先輩の代理としてカンファに立ち会うくらいですけど。

なんかね…なかなか、場に馴染めません。

もうさぁ、回復期病棟って、本当、チーム!って感じが強くてさ…。
仲いいのはいいんですよ。雰囲気もいいから、そこもまた良いんですよ。
ただね、部外者がなじむまでには、ちょーっと壁を感じるんですよ。
あの「勝手知ったる仲」な雰囲気がね!
「なにも知らなくて御免なさいね(TーT)」ってなるんですよぉおお;;

つい、オドオドしちゃうんだよね…。
最近自覚したんだけど、私、馴染めない場所だと、必要以上に縮こまっちゃうみたいです。

で、今日、MSWの先輩から
「もっとハキハキと質問とか行っちゃった方がいいよ」ってアドバイス頂きました。

それが出来れば苦労しないって……!!!


「知らないことは罪」みたいなね、なんか勝手に思っているところもあって。
…嫌ね、だってほら、看護師の「え、なにそんなことも知らないの?」っていうさ、
あの見下すような面倒くさそうな煩わしそうな目が、本当怖くてさ……。
MSWの先輩たちは、なんだかんだで教えてくれるから、まだ聞けるんだけど。
ナースステーションのあの怖さったらもう………ないわ。

あーもう、こんなんであと1カ月で独立出来るんだろうか。
いや、出来なきゃだめなんですけど。

って、焦ったり鬱になたったり落ち込んだり沈んだりしてたんだけど、
今日の夕方、
「…まぁ、時間が解決する(時間じゃなきゃ解決できない)ことってあるよね…。」
と思いいたりまして。
だからって、何も努力しないわけではないけれど、
あまり自分を追い詰めなくてもいいかなぁ、とか思ったり。

要は考え方よね。なんとかなるなる。
うん、努力すればたいていの事は上手くいくようになってる。大丈夫。

今日はちょっと動きが鈍くて、「明日やろう」ってしちゃったケースが幾つかあるから、
明日は頑張らなきゃな!!!

おやすみなさい!!!!!

★1日1学★ 7:高額療養費 -3-

2012-02-09 | MSW(医療相談員)日記
はい、引き続き、高額療養費についてです。

まずは、高齢化も相変わらず進んでいることだし、70歳以上の人について説明します。


70歳以上の人の場合、高額療養費制度を使用するために必要な手続きは、特にありません。
自動的に、医療費の支払いは限度額までになります。
一般世帯の人たちの限度額は、外来=24,600円。
              入院=44,400円(食費:260円)

ただし!

もしも収入が少ない等で、自治体から「非課税世帯」の扱いを受けている場合は、
限度額はもっと安くなります。
※自分たちが課税世帯かどうかは、役所で確認可能。

非課税世帯は収入が多い方から順に、Ⅱ、Ⅰに分かれています。で、限度額は、
非課税世帯Ⅱ=外来:8,000円
       入院:24,600円(食費:210円
非課税世帯Ⅰ=外来:8000円(↑と同じ。)
       入院:15,000円(食費:100円)
となっており、やはり、収入が無い人ほど、限度額も安くなっています。

やはり、だれだって安い方がいいと思いますよね。


…さて、やばいです。
あまりに眠くて、自分が何を書いているのか、自分でも分からなくなってきました。
明日、続き行きます。
すみません。おやすみなさい。

★1日1学★ 6:生活保護制度 -8-

2012-02-04 | MSW(医療相談員)日記
ぼちぼち、生活保護の話題から離れたい…。けど、もうしばらく復習期間っ;;

生活保護は、原則世帯単位で考えます。
世帯メンバーの人数、年齢、収入、障害の有無等、様々な事項を検討し、保護を決定するのです。
そのため、例えば父母子の3人世帯だとして、父母だけ生活保護受給、ということは基本的にはありません。

ただ、それを実行できる制度もあります。
「世帯分離」というやつです。

※「世帯分離」と「別世帯」
 「世帯分離」:同一世帯家族の一部を保護すること。
 「別世帯」 :違う家に住んでいて生計が別になっている場合。



どんな状況であれば世帯分離出来るのか、というのは、色々なサイトで紹介されてるので、そっちで見るとして。
ポイントとしては、
世帯分離をしたい(世帯からはずしたい)人自身が、困窮してる状況が多い、というところと、
そうそう簡単に認められるものではない、ってことかな。

生活保護って、なんだかんだいっても、結局は国の資産…ひいては税金で生活しているわけだから、
厳しいんだよね。規定がね。
一度だけ生活保護申請のための面談に同席したことあるけど、
どこで生まれてどこの小学校行ってどういう生活をして…っていうのを、
こまごまと話をしてた。
こんだけ話さないと、悪用する人もいるってことだし。
なかなか、厳しい世界だわ。

行き場がないっ…!

2012-02-03 | MSW(医療相談員)日記
今、介入している患者さんなんですが。
まだ60代と若いんですけど、体が動かなくて、要介護5。
ご主人と二人暮らし。
自宅に帰りたいという希望が強くて、ご主人も連れて帰りたいという希望はあるんですけど、
介護量がすごいから連れて帰るのはちょっと無理そうという、病院スタッフの意見があって。

カンファレンスを開いて、話し合った結果、
入所できる施設を探しつつ、転院先を探す、ということになって。
もう結構な期間入院しているから、リハビリ可能な期間がそろそろ切れる;
とにかく早急に、次の居場所を探さなきゃいけないんだけど…
転院先が見つからないの;;;
もともと近場にあんまり病院が無いんだけど、さらにこの時期は入院患者増えるみたいで。
もう4件は断られてる。
3件保留状態なんだけど、おそらく、難しいだろうな…。
施設の方はというと、やっぱ空きはなさそう。
というかそれ以前に、ご主人が申し込みに行ってくれない;;
仕事があるのはわかるけど、家族が動いてくれないとそこ進まないから…!

どうしよう、もうリハビリあと数日しか出来ないよ。
行き場…!どこかありませんか……!!

看護師さんとかリハビリさんとかから、無言のジェスチャーで
「腕の見せ所だよ」ってされるけどさぁ…
これ腕の問題か?!そうなのか?!


とりあえず…
今まで検討していなかった老健の方も、検討しなきゃかなぁと思う。
今まで老健の存在失念してたんだよね。
いかんいかん。いろんな可能性を一気に考えられるようにならなきゃっ




それにしても今日は雪がすごかった。
明日は山の方に患者さんの家を見に行かなきゃいけないんだけど…
雪、溶けてるかなあぁ…。とけてなさそうだなぁ。

アウェー(;・∀・)

2012-01-31 | MSW(医療相談員)日記
人事異動に伴い、来年度から担当病棟が変わります。

一般病棟から、回復期病棟へ。

回復期病棟はリハ専門で、チーム医療を重視してるから、
チームワークいい。
他の病棟より、連携してるよ!って感じがする。
雰囲気も和やかで好き。
…けど、
仲が良すぎて、他病棟から来た私としては、
とんでもなくアウェー感(;^ω^)
他の病棟では感じなかった疎外感…。

早く慣れたいなぁ。
そのためにも、スタッフに私を覚えてもらわなきゃ。
でもその前に、私がスタッフを覚えやきゃ(;・∀・)