goo blog サービス終了のお知らせ 

つづれ日記

不定期更新です。日常の日記だったり、悩みだったりを綴ったりしています。内容は特に統一性はありません。

「優しさ」の加減

2013-10-29 | デイケア相談員日記
これは、MSWやってた頃から思ってたことだけど…
「あなたの為」って名分で行う行為が、
本当にその人のためであるのか、
その使命感や優しさは、
本当にその人が必要としているのか、
その判断って本当に紙一重だなぁと思う。

何かしらのサービスをすすめるとき、
すすめる側としては、
「このままでは危ないから」
「体に悪いから」
「心配だから」
などなど、「あなたの為」な名分はある。
てか、そういう名分があるから、すすめる訳だけど。

まぁそんな訳で、色々すすめてみる。
すすめながら、本人の表情を見てみよう。
何か、気づくことはないか?

嫌そうじゃないか。
強ばってないか。
違和感はないか。
それは、本人からの「拒絶」ではないのか。

すすめていく内容が、
本人が「安全」「健康」である為に必須だとしても。
安全かつ健康であることが、
一般的にQOL向上に必要だとされていても。
本人がそれを望まないのであれば、
それを強引に押し付けるのは
「優しさの押し売り」ではないのか。もしかしたら、「迷惑」と受け取られていないか。

そう思うと、強引になれないんだよな…。

といって、言われるまま何もしないのが
正しい事ではないことはわかっている。

ホントは本人も状況が悪化するのは嫌なのに、
悪化すると思ってない(危険を自覚してない)だけなこともある。
そうであれば、本人が表面上拒否しても、
すすめた方がいいだろう。
まぁただ押し付けるより、
危険を自覚してもらうのも大切だけど。

最初拒否していても、
やってみたら本人の気持ちが変わることもある。
必要だったと自覚することもある。
案外楽しめたりすることもある。
これも、まずやってみる、のは一つの手だ。

こういうケースがあるから、余計わかりにくく、
ついでに、ややこしい事態になるわけで。

基本は、「本人が本人らしく生きること」だと思う。
その最終目標を見失わないためには、
機械的に「欠けた部分を埋める」みたいな考え方ではなくて
「本人がどうなりたい、ありたいと考えているのか」を意識し続けることが重要なんだろうな。

………あー、難しい…
レベル高いなぁ…( ̄▽ ̄;)

1カ月が過ぎました。

2013-10-20 | デイケア相談員日記
デイケアの相談員になってから、早1カ月。
うん、ほんと、早い。

その間、「気になること」の変化が面白いぐらいハッキリしていました。

まず、(1)「ここがどういう場所なのか」が気になり、
(2)「どんな利用者がいるのか」が気になり、
(3)「どんな職員がいるのか」が気になり、
(4)「私は何をすればいいのか」が気になるようになりました。

補足しますと。
(1)については、場の雰囲気と言うか、時間の流れ方とか、
そういう概要みたいなところに気持ちが向いていました。
あ、施設基準とかそういうのではないです(笑)

(2)は、まあ、そのままですかね。
顔、名前、性別、性格が主。
生活歴とか病歴とかまでは、まだ頭が回っていなかったなぁ。
年齢とか今でも曖昧だし、家も家族構成もあんます覚えていないし、
持病も………や、やばいなこれ、知らなすぎないか;;

(3)は上司(?)とか他の介護職の方とか、看護師さんとか。
上司って言うかデイケア主任だけど…
…ん?上司?上司なのか? 私の上司って誰だ???
良い人に見えて、実はちょっとヒネクレた考え方の人がいたりとか、
寡黙に見えて実は面白い人がいたりとか、
厳しそうに見えて(実際厳しいけど)優しい人だったりとか。(×2w)

(4)もまぁ、そのままですが。ちなみに、現状の気がかりがコレですね。
相談員としての仕事の全容が、まだ掴めていないんです。
いや、一気に仕事回されても困るのは困るんですけどね?
今のところ、仕事量に余裕がありまして。
(忙しさの比較対象が前職場の「一日中走り回り残業して帰る」だから、
今の職場でそうそう「忙しい」状態にはならなそうですが(笑))
少なくとも、利用者さんと適当な世間話したり、体操したり、レクしたり。
そういう時間は、取ろうと思えば毎日でも十分取れるんです。
ただ、こんなにゆったりしていていいなかなー?と…。
今は、先日野外レク(要するに外出)をしたので、その写真整理に
時間を割こうかなー?と思っているところなんですが、
確かに時間はかかるけど、これってある種、趣味の延長ですから…
「あれ?これって私、遊んでね?」状態。
要するに、「私でないと出来ない仕事」がまだ少ないんですね。
結果、「私がするべきことってまだ他にあるんじゃ…?」ってなる。
でも。
前々から、相談員の先輩や主任から「ゆっくりでいい」と言われてることを思い出し、
「今は下地を固める時期だ」と考えるように努めています。
だって、焦って書類系や連携業務に手を出したところで、
利用者の事を十分に理解していないのに何が出来るの、って話ですもんね。
だから、
(2)でも書いたこと…利用者のバックグラウンドをきちんと把握していくこと。
それが、今の私の仕事だと思うようにしています。

さぁて…
写真整理、やるからにはこだわるぞ!
プリンターのインク、がんがん消費しちゃうけどな!(笑)

それはそうと。
私の勤務スケジュールですが、
基本週休二日で、日曜日とプラスどっか、という設定をされます。
土曜に勤務することが多く、その分平日に休みが行くわけです。
この、「平日休み」っていうのがもう、慣れなくて…!
休み前日は、職場で何度も勤務表を確認し、家に帰っても何度も確認し、
寝る前に再度確認する、というのを毎回やってます。
翌朝も「今日休みだよな…大丈夫だよな…?」と、
ドキドキしながら起きます。
もうこれ、いつになったら慣れるんでしょうね。
あと数カ月続いたりとかしたら、ちょぉっとリラックス出来ないなぁ(^_^;)



※そうそう、前回の記事で「書こうと思っている」と言った内容。
 忘れました。
 ごめんなさいすみません何かにメモ残しとけばよかった…!!!;;;

その人の、その役割は

2013-10-02 | デイケア相談員日記
お疲れ様です。

ここ最近、相談員として努めていて気になることがいくつもありまして。
で、それを併設施設の相談員に相談してみました。

その内の1つが、以下。

うちのデイケアの主任なんですが、わりとこう、
何と言うか、とっつきにくい感じの方なんです。
厳しい、という印象を相手に与えがちな。
嫌いではないんですが、
怖いというか、なんというか、
主任と関わるときに緊張してしまうんです。

緊張してしまう理由は、単にその人の雰囲気だけではなく、
その主任についてあまり好意的ではない話を
他職員からちょいちょい聞くから、というのもありまして。
そういう話は気にしないに限るとは思うのですが、
ちょいちょい聞くと気になってしまって…。


どうしようかな、というところで、
相談してみました。


その中で出た話が、
「あの人の厳しさがあるから、デイケアがまとまっている」
ということ。

アクの強い利用者さんって、いるんですよ、やっぱり。
利用者、と一口に言っても、
何十年も色々なものを抱えてきた人達なんだから、
なにかしらあるのは当たり前です。
「アクが強い」ことは悪い事じゃないんです。

ただ、そういう方々に対して何でもかんでも
「そうですね」と合わせてたらどうなるか?
他の利用者も含めてデイケア全体が振り回されて、
事業として立ち行かなくなりますね。

そういう事を今防いでくれているのが、
あの主任さんの厳しさということです。
主任さんがきちんと線引きしてくれるから、
トラブルになっても矢面にたってくれるから、
デイケアが成り立っている。
とても有り難い事だ、と思いました。
そうそう真似できる事じゃないです。

ちなみに。
確かに主任さん自身もアクの強いタイプらしいけど、
仕事の能力もかなりのものだそうで。
利用者さんの些細なサインも見逃さない、
常にあらゆる方向にアンテナはってる

各仕事の立場を理解してくれるし、
様々な情報を提供してくれるし、
相談したら聞いてくれるし、
「しばらくは相談員がしていた仕事も引き受けるつもりでいる」と話していたとのこと。

そこまで聞いて、
そういえば、
まだまだ役立たずな私にも
利用者さんの情報を教えてくれるし、
毎日遅くまで残って
サービス計画とかケアマネ用の資料作ってたし…
と思い至り。
まだ相談員業務の全容を把握してない事もあり気づけなかったけど、
現状私、主任さんに
相当フォローして貰ってることに気づきまして。


これは…
怖いとか思ってる場合じゃない…!!
かなり感謝せんと…!!!


という結論に至りました( ̄▽ ̄;)


本来私がすべき仕事を引き受けて、
恩着せがましく言ってくるでもなく、
必要に応じて指示してくれるとか…
しかもそういえば以前、
「覚えるのはゆっくりでいい」とか
言ってくれてたし…
大物じゃねえか……なんてことだ………。



他の人がなんと言おうと、
気にすることではないと納得。
感謝して頼りにしよう。
相談していこう。
少なくとも今は、それが許されるようだから。





話は戻りますが。
この時相談員さんに相談した内容、
他にもいくつかあるんです。
で、「いいこと聞いた」と思ったこともあるので、
いずれ自分のおさらいも兼ねて、
記事書こうと思います。

…多分。


……………………………………多分。( ̄ω ̄;)。