ソフトバンクモバイルは、2012年3月10日(土)、
米Apple社が現地時間3月7日(水)に発表した「新しいiPad」を、
3月10日(土)から予約を開始し、3月16日(金)から販売すると発表した。(※1)
ソフトバンクのケータイ取扱い店舗で購入が可能だ。
料金観点は次のエントリーで整理するが、
通信に関して気になるポイントが2点ある。
1点目は、3G通信のみ対応で「4G」通信に対応しない点。(※1)
ここで言う「4G」とは、「LTE」という規格による通信のことだ。
Appleの報道発表にあったように、ソフトバンクでは「4G」通信に対応しない。
しかし、ソフトバンクはすでに「SoftBank 4G」サービスを2012年2月から開始しているのではないか?
これはLTEの中でも、規格が複数あることに起因している。
新しいiPadは、「FDD(周波数分割多重)」方式を採用しているのに対して、
ソフトバンクは、「FDD(時分割多重)」方式と互換がある「AXGP(PHS高速化XGPの改良版)」方式を採用している。
結果、ソフトバンクの「新しいiPad」では、「4G」通信機能を活用できない。
速さは力だ。快適さが格段に変わる。
ドコモのLTEサービスであるXi(クロッシィ)はFDD方式なので、
あらためてドコモから新しいiPadが発売されないことが惜しい。
2点目は、テザリングに対応しない点。(※2)
iPhone4Sも同様だが、
機種としてはテザリング機能を有するが、
ソフトバンクの都合で利用できないということになる。
テザリングを使いたいならWi-Fiルータも買ってもらいたい、
という通信事業者としての「もう1台」への欲があるのかもしれない。
テザリングを利用=Wi-Fiルータ代わりに利用するシーンは少ないだろうが、
ヘビーユーザにとっては残念だろう。
この点からも、テザリングを許容するドコモも取り扱えばいいのに、と思わざるをえない。
(※1)
ソフトバンクモバイル報道発表 2012/3/10
(※2)
ソフトバンクモバイル よくある質問「新しいiPadでテザリングは使えますか?」