占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

占い依存、スピリチュアル依存で運が悪くなる理由。

2018年07月09日 | 占い師、占う時の注意、占い結果について1
 今から書くことは、ものすごく奥が深く、
そして、とても大切なことであります。
 占いを仕事にするにせよ、参考にするにせよ、
占いを日頃から利用する方は、何か物事がうまく行かなかった時、
それを、いつも他人のせい、運命のせいにしていないか、
時に手を当てて考えてみることが必要だと思います。
 よく、スピリチュアル、占いにどっぷりはまっている人の中には、
時に、運勢がどんどん悪くなって行っている方が、たまにおられます。
 何故なのでしょうか。
 勿論、大きな運命の流れなどにも、影響されはしますが、
それよりも、何か問題、トラブルが起きた時、
その原因を見つけだして除去するより、何もかも運命のせいにしてしまう、
あるいは、(誰それさんが助けてくれなかったからうまく行かなかった。)と、
うまく行かなかった原因を、他人に責任転嫁している場合も、
たまに見受けられます。
 それでは、例を書きましょう。
 有る社長さんが、今まで取り組んでいた事業とは違い、
新しいビジネス、介護の事業所を、作ると言い出しました。
 それで、知り合いの方に、
(数百万出資してくれたら、新しい会社の重要なポストにしてあげる。
月給も、25万円出すよ。)と言ったとします。
そして、それから3カ月、まだ準備が整いません。
また、3カ月、まだだめ、それで私がその方に、
(もう、何時になるか判らないので、取りあえず、今のショウトの仕事以外に、
別のショウトの仕事を探し就いたらとアドバイスしました。
 ところが、その社長からは、(いや、もう年が変わったら始まるから。)
と言われて、また、待つしまつ。
 そして、年が変わっても、年度が替わっても、まだやはり始まらない。
 で、夏を過ぎ、秋になり、いよいよ始まると聴いて、
その方は、就いていた仕事を止めても、始まらない。
 そこで、私が、取りあえず、別の仕事に就いたらと再度アドバイス。
 しかし、その方は、それでも仕事に就かず、年が明けて春になり、
やっと事業が始まり仕事を始めることに。
 ところが、出資金が無いのと、重役への条件が足りずに、
結局、新しい事業所の社長から、(うちでは無理)と、断られたそうです。
 私、(だからずっと前から別の仕事に就く用に、
何度も、何度も、言ってたのに。)
 ところが、その方は、(新しい社長がだめと言ったから仕方がない。
もう、話を最初に持ってきた社長とは円を切る。)と、
やっと、目が覚めたと言う様なことも、実際にありました。
 この場合、(新しい社長がだめと言ったから仕方がない。)
その言葉は、一種の責任転嫁だと思います。
 ズルズルと、長引いている話に、いつまでもしがみついている、
さらに、多額の出資金が無いのに、何とかしようと言うのも間違い、
厳しい言葉ですが、うまく行かなかったのは、その本人の責任です。
 今書いた例は、仕事に関する事柄でしたが、その他でも、
例えば恋愛、だめな男、
生活力が無く、借金を度々繰り返すような男に貢ぎ続ける、
この場合、(彼は私がいないとだめなの。)と、
自分のイメージを、そのだめ男に投影しているパターンも、
時に見受けられるかも知れません。
 また、(おれは一生懸命がんばっているが、運が身方してくれないんや。
おれは、本気になれば仕事でも大成功できるんや。)と言いながら、
よく競馬やボートレース、パチンコに行き、
酒も浴びるように飲んで、時に路上で喧嘩したりする方も、
実際に、たまにおられます。
 そこまで、運のせいにしたら、運命がかわいそうです。
 天の神様だって、さすがに敬遠されるかも知れません。
 ですので、占いを活用するのはかまいませんが、
うまく行かない原因を、全て運勢のせいにしないこと、
そして、うまく行かない原因を直接無くしてやること、
それらに特に注意しつつ、うまく占いを、
活用されたらと、私は思います。
 今日は、その様なことを思った一日でありました。

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