「まったり」と、２００８年有馬記念

競馬の話を書くのはいつ以来だろう？

昨日の有馬記念…人気通り、ダイワスカーレットが強かった。牝馬の優勝は３７年振りだそうで。決して派手な勝ち方ではないけど、スタートから終始先頭を気持ち良さそうに「まったり」と走り、二周目の４コーナーでメイショウサムソンやマツリダゴッホはじめ、後続馬に迫られてもそこから二の足を使えるダイワスカーレット。最後は力で押し切った強さがある。
二着に最後方から追い込んだ最低人気のアドマイヤモナーク…そうそう数年に一度、その”場”の空気を読めない馬が出てくる(笑)。でもそれなりのペースだったから、最後方から「まったり」としたペースで進み、直線に入っての怒涛の追い込み…一瞬あのダイユウサクを思い浮かべてしまった。メイショウサムソンは引退レースだったけど…少し残念。

しかし自分だけかもしれないけど、メンバーの割に今年のこのレースはあまり盛り上がらなかったような気がする。やっぱり…ウォッカとディープスカイが出てなかったから。自分の中では競馬史に残るといっても過言ではない、ダイワスカーレットとこの２頭で繰り広げた秋の天皇賞が凄まじかったから（あんなすごいレースで感動したのに記事にできなかったよorz）、心のどこかに「あれ以上のものは見られないんだろうな」っていう思いがあったんだろう。

そんなこともあって、いつもならドキドキしながらこのレースを見るんだけど、今年は「まったり」と見てしまいました。何より…まだ”年の瀬”っていうのが実感できていない自分がいます。しかも毎年有馬記念のファンファーレを聞いてその思いを加速させていくんだけど…今年はビデオで「まったり」と。

もうすぐ２００８年は終わっていくけど、こんな「まったり」モードでは気持ちは新年を迎えられないよ。どっかで切り替えなくては。