『今日も私の好きな馬が走っています』

久々に競馬の話題…といっても別の角度から。

自分はかなり昔から、JRA(日本中央競馬会)の【ブランドTV-CF】というのが好きで、それがテレビから流れてくるたび、何をしていても手を止めて見てしまう。早い話、競馬って『ギャンブル』だから、きっとこういうCF(コマーシャルフィルム)やキャッチフレーズを使って、ダーティーなイメージを払拭して…っていうのがあるんだろうと思う。
今年のレミオロメンの曲とともに流れているCFも好きだけど、自分は数年前に放映されていた『10完歩』が強く印象に残っている…曲は小田和正、そして鞍上は武豊(その動画を見つけてアップしたけど…携帯からは見られません)。

実際に走るサラブレッドが走るのを見たことある方は分かっていただけると思うけど、ほんとうに美しい。それはタイムやレースが"記録"としてだけ残るんじゃなくて…好きだった馬のことを思い出すと、その当時のことも一緒に蘇る。
オグリキャップが走っていた頃はまだ10代前半で、競馬を見ているということをカミングアウトするのが恥ずかしかった。ダンスインザダークが走っていた頃は大学生で、まだ胸を張って競馬場へ行けなかった。エルコンドルパサーが凱旋門賞に挑んだ1999年は社会人になった年で、夜中にその挑戦を自分に重ねるようにして応援した。キングカメハメハがレコードタイムで勝ったダービーの年に子供が産まれた―他にもいろいろありすぎて、ここでは書ききれない。でもそうやって自分の人生に伴走してくれているんだ、と勝手に思っている。

「馬インフルエンザの感染拡大防止」ということで、今週末の中央競馬は中止になった。この先も未定らしいし、凱旋門賞を目指すメイショウサムソンも感染していたようで…。自分はめったに馬券を購入したりはしないけど、早く日常に競馬が戻ってくるように、サラブレッドの走る姿が見られるようになったら…と思う。