今日は競馬の天皇賞・秋(東京・芝2000m)。去年はサイレンススズカのことを書きました。
秋の天皇賞は、自分がいちばん好きなレースといってもいい。枠によっては1コーナーで大きな不利が発生する致命的な『欠陥』があるけれど、広い府中の2000mという絶妙の距離で、マイラーからディスタンスまで様々なタイプの馬が出場できるレース。
このレースにはジンクスがあった。「絶対負けるはずのない」と言われていた馬がこのレースでは勝てない。ビワハヤヒデもナリタブライアンもサクラローレルも、メジロマックイーンもトウカイテイオーもオグリキャップも、そしてサイレンススズカも…勝てなかった。たしか1番人気の勝率がGIで一番低い。それだけに2000年、あっさりと勝ったテイエムオペラオーにもびっくりしたけど。
レース以外で一番印象的だった(サイレンススズカをのぞく)のが2005年。前年の優勝馬ゼンノロブロイ、後に日本でただ一度だけディープインパクトに土をつけるハーツクライ、前年に凱旋門賞に挑戦したタップダンスシチー…。そんな強豪馬たちをねじ伏せたのが、牝馬の14番人気、松永幹夫騎乗のヘヴンリーロマンス。内から追い込んで見事に突き抜けた…さすが牝馬といえば”ミッキー”。
レース終了後。この日は天皇・皇后両陛下がご観戦されていた。ウイニングランを終え、人馬ともに正面スタンドを向き、松永騎手は白いヘルメットを取り、両陛下へ向かって一礼。馬も大人しく前を向いている…。ほんの数秒間だったけど、この光景が本当に美しかった。おそらく今後の日本競馬史に残るであろう、感動のワンシーン。この翌年に松永騎手は騎手を引退。このレースがGI最後の勝利になる。
今年の秋の天皇賞にはどんなドラマが待っているんだろう?しかしどんなことがあっても、あの3~4コーナーでサイレンススズカのことを思い出すだろう。
秋の天皇賞は、自分がいちばん好きなレースといってもいい。枠によっては1コーナーで大きな不利が発生する致命的な『欠陥』があるけれど、広い府中の2000mという絶妙の距離で、マイラーからディスタンスまで様々なタイプの馬が出場できるレース。
このレースにはジンクスがあった。「絶対負けるはずのない」と言われていた馬がこのレースでは勝てない。ビワハヤヒデもナリタブライアンもサクラローレルも、メジロマックイーンもトウカイテイオーもオグリキャップも、そしてサイレンススズカも…勝てなかった。たしか1番人気の勝率がGIで一番低い。それだけに2000年、あっさりと勝ったテイエムオペラオーにもびっくりしたけど。
レース以外で一番印象的だった(サイレンススズカをのぞく)のが2005年。前年の優勝馬ゼンノロブロイ、後に日本でただ一度だけディープインパクトに土をつけるハーツクライ、前年に凱旋門賞に挑戦したタップダンスシチー…。そんな強豪馬たちをねじ伏せたのが、牝馬の14番人気、松永幹夫騎乗のヘヴンリーロマンス。内から追い込んで見事に突き抜けた…さすが牝馬といえば”ミッキー”。
レース終了後。この日は天皇・皇后両陛下がご観戦されていた。ウイニングランを終え、人馬ともに正面スタンドを向き、松永騎手は白いヘルメットを取り、両陛下へ向かって一礼。馬も大人しく前を向いている…。ほんの数秒間だったけど、この光景が本当に美しかった。おそらく今後の日本競馬史に残るであろう、感動のワンシーン。この翌年に松永騎手は騎手を引退。このレースがGI最後の勝利になる。
今年の秋の天皇賞にはどんなドラマが待っているんだろう?しかしどんなことがあっても、あの3~4コーナーでサイレンススズカのことを思い出すだろう。
やはり児島にラーメン…定番コースやな(笑)。おっと業務連絡でした。