おっさんのライフサイズ(classic)

- 過ぎていったこと 選ばなかった道 何もかも、覚めてしまった夢と同じ -  『この世界の片隅に』より

『泣ける2ちゃんねる』

2007-03-03 22:49:41 | ゲーム、メディア、流行とか
今さら説明することもないだろうけど、「2ちゃんねる」は匿名の巨大掲示板。自分は書き込みは一切しないけど、"ロムって(見るだけ)"いる「2ちゃんねらー」でもあります。ドラマ『電車男』もここから生まれたし、去年の今頃、それまであまり取り上げられることのなかった、カーリング女子のチーム青森の動向もここで見つけた(過去ログ カーリングを好きになるまで①&② 参照)。もうトリノオリンピックから一年経つんですね。とにかく、ここから始まったと言ってもいいムーブメントも多い。
しかし匿名掲示板であるがゆえに、最近は犯罪予告に使われたり、誹謗中傷を書いて裁判沙汰になったり…。ネットをやらない人でもニュースやワイドショーなどで聞いた事はあると思うし、それにおそらく何も知らない人たちには「2ちゃんねる」にいいイメージなんてないはず。
でもそんな中から、感動のエピソードを集めたサイトがある。それが『泣ける2ちゃんねる』。読んでいるとタイトル通り、リアルに泣けてくる。

泣ける2ちゃんねる

家族や恋人、ペットを亡くして哀しみに打ちひしがれている「ねらー」が残したり、"余命何ヶ月"と宣告された「ねらー」が日記のように綴った文章。心がほのぼのとするものもある。本も出版されたそうです。
土曜深夜の番組『かわず君の検索生活』っていう番組の1コーナーでもやっている。その番組でも紹介していたけど、泣けてきた話のひとつに《デジカメ》の話がある。ここでは詳しいことは書かないから、上のサイトから探してみてください。
ウチのオカンは50代後半だけど、文字通り"ピンピン"していて、いつも元気だ。時々おせっかいが過ぎてムカツクこともある。でもこれを見て、本当にオカンを大事にしなくてはいけない…と真剣に思った。実はこの話とよく似た感じで、オカンを叱責(しっせき)した事がある。
「心を入れ替える」とまで書いたら大げさかも知れないけど、自分は感動的な映画や曲を観たり聞いたりして、本当に大切にしなくてはいけないことに、ふと気付くことがある。それにひょっとしたら、これらの話も「ねらー」が作った、リアルなおとぎ話かもしれない。でもそれらの哀しみや喜びが、自分や世界に向かって優しく作用してくれるのなら、きっと悪い話じゃない。


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