ノスタルジック・広島市民球場グルメ

昨年に市民球場へ行った際は隣接するそごうで大量の買い出しをして入場したんだけど、今回は球場バックスクリーン裏の売店でテイクアウトした。昭和の趣き（おもむき）すら感じさせてくれるノスタルジックな売店。

自分は球場グルメが大好きです。「高い」と思われがちだけど、リーズナブルで激ウマなものもある。その代表格なのがカレーライスだと…勝手に思っている。「カレーが嫌い」という人には仕方ないけど（そういやそんなことを言いながら三皿平らげた大学時代の友人がいたなあ…ぼそぼそ）、冷えた弁当を食べるよりはずっとマシだと思うんだけどなぁ。ちなみに自分がこよなく愛する甲子園球場のカレーライスはこちらを参照してください。
さて…市民球場のカレーライス（500円）を試合開始前に食べる。ご飯は目分量ではなくて型枠に入れてから皿に盛り、カレーは写真ではさらっとしているように見えるけど、結構こってりしている。万人受けしやすいといわれる中辛…よりもちょっと甘いかな。自分は食べ慣れた甲子園球場の方に軍配をあげるけど、アル中先輩にはお気に入りのようでした。ルーの量に比べてご飯が多いような気がするけど…。

試合途中に小腹が空いたので（得点シーンの見られなかった５回だ）”ご存知”カープうどん（450円）を食べる。市民球場の開場当初から存在し、食べ物が持ち込み可能となった現在でも一日４０００食が販売されているというカープうどん。肉、天ぷら、きつねの三種類から選べるけど、自分は肉うどんを食べる。これは美味しかった。オーソドックスな関西風のうどんだけど、あのノスタルジックな雰囲気の中で食べると美味しさも一層引き立つ。新球場ができてもカープうどんは残しておいて欲しいなぁ。

ちなみにフライドポテトを買おうと（どんだけ食うねん）食券を買うと…。

なんともいえない情緒を感じさせる食券。こういうありふれたものにも歴史を感じさせられる。新球場にもこの空間を持って行けたらいいんだけどね。