おっさんのライフサイズ(classic)

- 過ぎていったこと 選ばなかった道 何もかも、覚めてしまった夢と同じ -  『この世界の片隅に』より

2009年6月26日 虎-星戦

2009-06-27 23:31:24 | 野球観戦
というわけで金曜日、甲子園球場へ『阪神-横浜戦』を観に行ってきました。

甲子園に着いた時には7時を過ぎていたんだけど…先発は阪神・安藤、横浜・ウォーランド。スタンドに入った時は4回表で3対3の同点。「ビミョーな展開…」と書いたのは…安藤がピッチャーのウォーランドにヒットを打たれて、タイガースの守備がめちゃくちゃ乱れていたから。金本が焦って悪送球…そしてそのボールが内野を誰がカバーすることなくコロコロ…草野球か(笑)。何とかこの回を0点でしのぐ…しっかりせぇよ。

でもその裏、狩野がレフトへ一発打ってあっさり勝ち越し。狩野くんの積極的な打法…自分は好きです。矢野もそのうち帰ってくるだろうけど、将来のことも考えてもっと狩野くんに経験を積ませてあげてください、真弓さん。新井さん(語尾下げて)の犠牲フライで追加点。しかしワンアウト満塁で1点って…そりゃ今年のタイガースが上位に食い込んで行けないわけだ。

5回に葛城のラッキータイムリーでさらに1点追加し、6回からは江草。この日の江草は本当によかった。マウンドを降りる7回まで6人連続空振り三振。toraoさんも書かれていたけど、自分のリズムにうまく乗って投げる時の江草はどこも手の付けようがない。右左関係なく、バッターの打つファールのほとんどは一、三塁のアイビーシートへ。ボールが前にも後ろにも飛ばず横へ…バッターがタイミングを合わせられていない証拠でもある。追いこまれたそこへ、ウイニングショットが何であろうもバットが空を切ってしまうのは当然。タイガースには能見と並んで貴重な三振の取れる左腕…自分は江草を先発で見たいんだけどなぁ。チーム事情が許さないか。

この日はとにかく、何もかもがいい展開へ流れが向いていった。ブラゼル4安打、不振の鳥谷も2安打、関本も猛打賞…打てないタイガースが代名詞になりつつあるここ数年、この日は15安打を放ち、最終回に球児も投入することなく9-4の快勝。やればできるやん(笑)。ジェット風船も復活したことだし(自分は”食い物”という事情があっていつも飛ばしませんが)、遅まきながらもここから攻勢をかけていきたいところですな。



写真は試合終了後に”二次会”が行われている外野席へ潜入。リニューアル後初めて踏み入れるライトスタンドから見る景色。大きくなった銀傘、深緑に統一された座席の色も真新しい。長年通っている甲子園球場だけど、こう見たらどこか別の球場のようにも思えてしまう。


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