2009年9月13日 なんと今年三度目の虎－星戦

そして日曜日…ネタが枯渇していた現状から一気に回復しておりますが(笑)。

この日はグリーンシートでひとり観戦。ピッチャーが投げる球筋も分かり、それを打ち返すバットの音もはっきり体感できる特等席…自分もメーカーさんからの頂き物のチケットではあるけど、こういう席こそ一般発売していただきたいものです。

先発は阪神・下柳、横浜・小林。下柳を見るのは2005年のリーグ優勝決定試合以来。昨日の赤星の穴を埋めるのは誰かと思ったら…プロ初ヒットを前日に果たした野原が一番センターで大抜擢。こういうのを見たかったのよ。スタメン発表の時の観客のどよめきと拍手は一際大きかった。

そしてその期待に１打席目、ツーベースできっちり応える。二塁へは気迫溢れるヘッドスライディング…そうそう、こういうのを見たかったのよ(笑)。色んな意見もあるし、赤星にも早く復帰してほしいという希望はあるけど、自分は野原をしばらくスタメンで見てみたい。独立リーグ→育成枠での入団→そこから支配下選手登録。そんな異色の経歴を持つ野原…きっと今のタイガースにはない、何かを持っている。今後に期待であります。

１点リードの七回、ここまでのらりくらり交わしてきた下柳からアッチソンへ。これで一応の『勝ちフラグ』は立ったようなもの。案の定２イニングを完璧に抑えるんだけど…このロングリリーフについて、自分には思うところがたくさんある。たしかにクライマックスシリーズ進出に向けて一戦も落とせないところだけど、今までこういうリードした展開で幾度となく投げてきた江草や渡辺、金村の存在を全否定しかねないこの継投策…どうも自分には気に食わない。もっとチャレンジをさせないと。

色々思っているうちに九回になり、最後は藤川へ。この日もいつものように直球が冴え渡っていた。一球投げる度に観客がどよめく。今シーズンオフにもポスティング（入札）制度を利用してメジャーへ…と噂されている球児。「来年も甲子園で球児を見ることができるんだろうか…」そんな少し寂しい思いを抱いているうちに、最後のバッター佐伯をセカンドゴロに抑えて試合終了。２‐１でタイガースの逃げ切り…見事に接戦を制しました。

肝心のその２得点は…あまりにアホすぎて書く気も起こらない。良かったら調べてみてください。勝ったのにはなんの文句もないけど、ちゃんと打って勝ちましょうよ(怒)。