小田和正のライブに行ってきた１ @2008徳島

というわけで昨日告知しました通り（笑）、『アスティとくしま』で行われた小田和正のコンサートへ行ってきました。ちょっと長くなりそうだけど…この手の話にまったく興味のない方、このツアーの軽いネタバレを望まない方はスルーしてくださいよ。

座席はアリーナ。恒例の花道がステージからセンター、右、左とタテに３本組まれていたんだけど、自分の席はセンターと右の花道の中間に位置していたので、左の方へ行かない限り、かなり近かった。肉眼でギターの抑えているコードも確認できたし。
『こころ』（またまたつまらなかったドラマ(爆)の主題歌）で始まり、序盤から盛り上がる。声があまり出てないのかな？と思わせる部分もあったけど、中盤を迎える頃には徐々に調子が出てくる。
今回は過去の曲も多く選ばれ、久々に聴く『いつかどこかで』、初めて生で聴く『愛の唄』『NEXTのテーマ』は何ともいえない感動があった。自分の大好きな曲『キラキラ』の大サビ「♪今だからできること～」に鳥肌が立ち（この時に小田さんは客席に飛び込み、スタンドの後ろの方まで…）、『時に愛は』『風のようにうたが流れていた』では目を閉じて聴き入った。

コンサートの途中、先々の観光スポット等でビデオ撮影を行ない、それをステージで流す…これも恒例の「ご当地紀行」。「徳島のどこを選んだんだろう？」と思っていたら…ポッポ街（小さな商店街）、「あたりや」の大判焼、フジグラン（ショッピングモール）、動物園に隣接する児童公園、さだまさし原作で映画のタイトルにもなった眉山…意外にもありふれた場所。その一部は自分もよく行くそんな場所をなにげに小田さんが歩くから、さらに親近感が持てるし、面白い。

本編も終わってアンコールに入り…最後でついに登場。地元・徳島で初めて聞く『君住む街へ』。「♪そんなに自分を責めないで…君の弱さを恥じないで…君住む街まで飛んでゆくよ ひとりと思わないで いつでも…」自分が小田さん（オフコース）の曲をいちばん最初に好きになった曲でもあり、辛かったりしんどかった時、この曲に自分がどれだけ励まされたか。そんなことを思い出していると、自然と目頭が熱くなってきた。目を閉じてマイクを両手で握りしめ、体をそらせてこの曲を唄う小田さんの後ろ姿はきっと忘れない。

『君住む街へ』も終わってコンサートも終了…と思いきや…やっぱり長くなりそうなんで、次回へ続けます。