「極楽征夷大将軍」やっと・・・

遊び回りながらも、何とか返却日までに読み終えました。

足利時代のたくさんの武将たちが、

私の頭の中で入り乱れています。

新聞記事を引用して終わりにします。

受賞作「極楽征夷大将軍」は、

室町幕府を開いた足利尊氏の人生を、

弟・直義と側近・高師直の視点から描く。

尊氏を「中身が空っぽ」な人物と捉え、

そんな彼がなぜ天下を取れてしまったのかという問いに答えようとする、

ユニークな小説だ。

波乱の時代を、現代日本と重ねた。

「自分の我を通すよりも、うまく波に浮かんだ方が、

結果的に強いのかもしれない」。

そんなことを考えながら、尊氏を支えた2人を通じて、

立体的な人物像を浮かび上がらせることに成功した。

（完）