「極楽・・・・・・」(途中)

2023年12月15日 | 本・よもやま話
お尻に火が付きました!



読書スタートのエンジンは始動したものの、
その足で遊び回っているのだから、
ページがなかなか捲れない。

それに加えて、時代がねぇ~。

自分で言うのも何だけど、私、日本史が好きで、
よく勉強して成績もgood!だったのに、
この本を読みながら、どれほど無知だったか思い知った。


この本の主人公は、足利尊氏。
後醍醐天皇の命に応じて鎌倉幕府の倒幕に貢献。
後に後醍醐天皇の「建武の新政」に反旗を翻して室町幕府を開いた人。

* *

鎌倉3代目実朝が鶴岡八幡宮で暗殺され、頼朝の子孫が途切れたところで、
私の鎌倉時代は終わり、北条の執権政治はスルーした。

隠岐の島への旅では、後醍醐天皇の配流とその足跡にロマンを感じ、
鎌倉の旅で護良親王が幽閉された土牢を見た時も、その経緯に思いが及ばなかった。

足利時代は、金閣・銀閣。

織田信長が室町幕府を滅ぼしたあたりから、鈍い頭に歴史が戻って来たので、
この本は、すっぽり抜けた時代を改めて学ばせてくれた、有難い本。

* *

解説によると、
戦前、尊氏は後醍醐を裏切った「逆賊」として非難された。
戦後になると一転、後醍醐に義理立てしてなかなか天下取りに踏み出そうとしない優柔不断さが批判された。

(どっちやねん?)

* *

さあ、返却日が近づいてきました。

また出かけます😖 
コメント
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